総合科学探究類型の2年生が坂越地区にある(株)赤穂化成を訪問、塩水から塩の結晶の析出実験に挑戦しました。
生徒は2人ずつのグループに分かれて、500gの塩水から水を蒸発させ、塩(塩化ナトリウム)の結晶を析出させる実験に取り組みました。マテリアルバランスの票を参考にして、40gの塩を取り出すために必要な塩水の量を計算、加熱時間を調整しながら水分を飛ばして塩の結晶を析出させましたが、計算よりも蒸発量が多く、完成した塩の結晶は約50gとなりました。
実験途中には、工場施設内を見学させていただき、天塩の袋詰めや研究設備を紹介いただきました。電子顕微鏡や粒度測定器、プラズマによるイオン測定器などを紹介していただきました。
参加した生徒から
・実際に塩水から塩の結晶を析出させてみて、たくさんの塩が塩水に溶けているのが不思議だった。
・塩にまつわる話を聞いて、長い歴史と工夫があって今の塩があることに感動した。
・実験前に計算して実験が計算通りになるのかどうか、ならない場合は何故かと考える方法が初めてだったので勉強になった。
・様々な測定機器の説明を受けて、貴重な体験だった。
など意見が上がり、生徒たちの「塩」や「研究方法」についての理解が広がりました。
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