防災訓練

 7月13日(木)に尼崎東消防署常光寺出張所の消防士の方の立ち合い指導の下、火災を想定した防災訓練を行いました。教室で火災から命を守る避難の方法を動画で学習した後に緊急放送が入りました。
 現場に急行した初期消火班により火災場所特定後、避難指示放送に従って全校生徒が体育館に避難しました。昨年に引き続き雨天のため、避難先も経路も変更になりましたが、生徒は落ち着いて静かに避難先へ向かいました。

 体育館では消防士の方から小型消火器について機能や使い方の説明を受け、その後、職員が訓練用の消火器を使って実際に操作する訓練を生徒の前で行いました。その後、消防士の方から火災で煙がなぜ危険なのか、どんな風に煙は広がるのか等命を守るための貴重な講話をしていただき、最後に校長先生からも災害で命を落とさないために、一人一人が考え行動することについての講話を聴いて、無事に訓練を終わらせました。

 生徒の振り返りの感想文では大雨の中、指導に来てくださった消防士の方への感謝や「日頃から災害について考えることの大切さに気付いた」「自分の状況を理解して行動することが大事だと分かった」「普段使う場所はどこに逃げられるか把握しておくべきだと思う」等、災害に実際に遭遇した場面を想像して考えられていました。

 火災は起こさないことが一番大切ですが、万一火災に遭遇したとき、まず自分の、そして周囲の命を守る行動がとれるよう、職員生徒一同これからも訓練をしていきたいと考えております。