1学年普通科が、“T-Discoveryプログラム 未来からの挑戦状”のクラス発表会を行いました。週1時間の探究の時間は、地域課題を学び、仲間と協働して解決策を探究することを通して探究の手法を学ぶことを目的としています。5月に市役所や県民局、芸術文化観光専門職大学、八鹿看護専門学校、兵庫教育大学の先生方にご協力いただき、地域課題を学ぶことから始まりました。1テーマ4~5名の9テーマがクラス内で動き、約半年間取り組んでのクラス発表でした。その間には地本企業に見学に行かせていただいたり、アンケートを依頼したりと様々に活動し、自分たちなりの結論に至ったと思います。
今回、班ごとにプレゼン資料を作り、クラスで発表し、質疑応答、アドバイスシート記入という流れも体験しました。発表にとても緊張している班もありましたが、興味をもって聞いてもらいたいという工夫がちりばめられていました。質疑応答は、生徒たちの手がなかなか上がらないクラスもありましたが、講師の先生方がされる質疑応答に学び、次第に生徒どうしで質疑応答ができるようになっていました。アドバイスシートに記入することが思い浮かばないと最初は言っていた人も、自分の考えをもつ聞き方を学んだのか次第に書く量が増えました。それぞれが貴重な経験だと感じました。長くお世話になった講師の先生方、ありがとうございました。
今回、テーマごとに選出された優秀班9班が、12月20日の学年発表会で発表します。