東北大出張講義

理数科の1・2年生を対象に、大学出張講義が行われました。講師に、東北大学大学院 生命科学研究科 准教授の酒井聡樹先生をお迎えしました。

1年生には、2年生から本格的に始まる課題研究に向けて、「研究を始める前に、取り組む問題の決め方、研究の進め方」をテーマに、百年館にてご講演いただきました。酒井先生は、実際の高校生の課題研究レポートを多く例に挙げられ、他者に伝えるための研究において、「自分の興味」だけでなく、「他者の興味」に重きを置くべきであることの重要性を分かりやすく講演していただきました。

場所をPC教室へと移し、2年生を対象に「データ解析の基本、統計・作図ソフトRを使おう」と題された実習が行われました。データをまとめる際に、平均値だけでなく測定値のばらつきを示しておくことの大切さをお話しいただきました。後半は実際に統計・作図ソフトRを用いた基礎的なデータ処理を実践し、生徒は不慣れな操作にはじめは戸惑いながらも、Rの様々な機能に驚き、興味深そうに取り組んでいました。

理数科の生徒にとって有意義な時間となりました。今回の講義内容をこれからの課題研究において実践し、実りのある輝かしい研究となることを期待しています。

        

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