東京大学植物園からニュートンリンゴの苗木を寄贈していただき、植樹式を行いました。実は、2009年に東京大学植物園から寄贈していただいたニュートンリンゴの木が2023年枯れてしまい、今回の木は2代目です。初代の木が枯れてしまったことに心を痛め相談された校長先生と、初代ニュートンリンゴの木の植樹にもお力をいただいた東京大学名誉教授尾嶋正治先生が携わられ、今回も東大植物園から苗木の寄贈いただき実現しました。
始めに東京大学で活躍されている尾嶋先生から、「世界に羽ばたけ豊岡の子」と題して、尾嶋先生の専門分野「放射線科学」の取り組みや、豊岡から世界へ羽ばたいた先人、科学する目のご講義をいただきました。最先端のお話も交え、世界で活躍される科学者の目から見た世の中は、こんなにも題材に溢れて面白いんだと気づいた、とても楽しい講義でした。
その後、玄関前に移動して植樹をしました。今は小さな苗木ですが、60年前に豊高を卒業された尾嶋先生から受け継いだ科学の心と、豊高生と共に、シンボルツリーとして大きく育ってほしいと思いました。尾嶋先生ありがとうございました。
