情報モラル研修

7月26日(火)に、本校職員向けに「情報モラル研修」が行われました。
研修のタイトルは「スマホ時代の子どもの現状と対策 ~実例から考える学校での取り組み~」でした。

情報化社会の発展に伴い、年々インターネットやスマホに関するトラブルに巻き込まれる子どもの数が増え、悲しいことですが、命を落とす事件もたくさん聞こえてくるようになりました。先日、大人気のゲームもスマートフォン向けに配信され、全国でも事故や交通違反での検挙数がどんどん増えています。

この研修の中ではネットトラブル事例として、「①SNSトラブル」「②ネット炎上・個人情報」「③ネット依存」「④ネットで出会い」の4つの事例を紹介していただき、なぜ起こるのか、どう対処すればいいのかなど一つずつ丁寧に教えていただきました。
スマホの中身は大人には見えにくいもの。それ故問題は身近な大人の目に見えないところで深刻化していくことを実感させられました。そして、「子どもの心は子どもの集団の中でしか育たない」「携帯、スマホを持たせていれば、本当に子どもは安全だと言えますか?」など心にグッとくる言葉も教えていただきました。

その他にも「デジタルネイティブ」「デジタルネグレクト」「リツイート」「フィルタリング」「青少年愛護条例」など聞いたことがあるようなないような…と思う言葉についても教えていただき、約1時間半の講習でしたがとても中身の濃い時間となりました。
「青少年愛護条例」は日本で兵庫県が一番に取り組んだということにも驚きました。

携帯やスマホ以外でも、任天堂3DSからでもインターネットにつながります。もし上記の言葉の中で一つでも知らないことがありましたら、子どもたちのためにぜひ一度調べてみてください。

「携帯やスマホなんていらない」とは言っていられないほど、子どもたちの身の周りには情報機器と呼ばれるものはたくさんあります。
われわれ大人が正しい知識を身に付け、子どもたちの安全を守っていきましょう。

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