北高 校長室から 085 校門の学校名板の補修 #1
北高に赴任してしばらくした頃以降、ずっとやりたかったことでした。
あっという間に、それから半年以上が過ぎてしまいました。
これ以上先延ばしにしていると、本当に寒い冬がやってきて、作業したくてもできなくなることに気付き、本日やっと着手しました。
タイトルの「学校名板」とは、私が付けた名前で、正しいものなのかどうか分かりません。
要は、下の写真のものです。
いかがですか?
古ぼけて色あせて、かなり情けない状態です。
遠くからだと、学校名は殆ど読めません!
要するに、学校の玄関なのに、とても印象が悪い。
10月に栗原恵さんが来て講演してくださった日、栗原さんは、この学校名板前で写真を撮ってブログに載せてくださったのです。
その前に、もっときれいにしておけばよかったのに…。
8月のオープンハイスクールや11月の特色選抜説明会の時にも、きれいになっていたらよかったのに…。
後悔先に立たず。でも、今からでも遅くはない!
これらの道具・塗料一式、自宅近くのホームセンターで、(今日改めてレシートを見れば)5月11日に購入していました。
合計約1,500円で、お金は私が払いました。
真ちゅうブラシ2本は、下地作りのため。
このような塗装作業の場合、何よりも「下地作り」が大切です。
刷毛は2種類(幅はほぼ同じですが)。
背景用の塗料は、ツヤありの黒ですが、今回の塗料に要求されるのは、ずばり「耐候性」。
日光や風雨に毎日さらされるわけですから。
オリジナルは「チヂミ塗装」ですが、かなりの部分はげてしまっているし、気にしません。
また、そのため、金属地肌が出ている部分もありますが、プライマーは使いません。
さて、今日の作業では、先の真ちゅうブラシ2本を使って、浮いた古い塗装などを除去しました。
(これらの写真は、作業後のもの)
また、塗料が残っている部分も、擦って細かい傷を付けます。
これを(塗料用の)「足付け」と言います。
真ちゅうブラシによる作業のあと、エア・ダスターでホコリを吹き飛ばし、濡れぞうきんできれいに掃除します。
この寒空なので、素手がつらいです…。
本当は、リムーバー(剥離剤)を使って、古い塗膜を完全に除去すれば良いのでしょうが、素人なので、というより、やろうと思ったらできますけど(笑)、諸般の事情で、これでよしとします。
今日は、初日、第1段階。
上の2枚の写真は、今後の「ビフォー・アフター」のために載せておきます。
《補修 #2 に続く》
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥