北高 校長室から 064 栗原恵さんが北高に!

本日、一流プロバレーボール選手でオリンピック出場者でもある栗原恵さんが神戸北高に来てくださり、生徒たちに感動的なお話をしてくださいました。

プロバレーボールは引退されましたが、今は EXILE と同じ芸能事務所におられる栗原さんが、北高に足を踏み入れてくださるだけでもすごいことだと思います。

栗原さんは、本日5・6時間目に体育館で全校生にお話をしてくださいました。
写真で見ても、長身(身長186cm)でおられるのが分かります。
やはり、オーラはすごいです!

高校生の目線で親しみを込めて話してくださいましたが、バレーボールを始められた小さい頃からのお話の中で、お母様からの言葉として、次のものを紹介してくださいました。

「何かをしても(うまく行かなくて)『後悔』はするものだ。でも、何かをしなくても(しておけばよかったと)『後悔』はする」

この言葉に押され、栗原さんは、バレーボールを極める道に進まれたとのことでした。
大人にも感動を与える言葉だと思いますが、やはり北高生の心にも大きく響いたようです。

栗原恵さんのブログの本日のページをご覧になってみてください
※多くの北高生がDM等しています。

体育館には、少なからず保護者や地域の方々もおられる中、栗原さんは、お話だけでなく、何十人という生徒からの質問に気軽に答えてもくださいました。

生徒からの質問時間がお話の時間と同じくらい長くなってしまったのですが、実は、これには裏話があります。

事前打ち合わせの中で、担当教員が、予め多くの運動部員に質問を考えて準備させていることを告げると、ご自身のお話を短くして、「全ての」質問に答えるように予定を変えてくださったのです。

時には切り返したり教員に振るなどされながら、本当にうまく進めてくださいました。
教員でも、なかなかあのようにはできないと思います。

今は「芸能人」でもある栗原さん、きっと全国の多くの学校に行かれ、今日のような講演をされているに違いないと思ってお聞きすると、(「学校」で話をするのは)「神戸北高が全国で初めて」とのことでした。
私がこのことを終わりの「謝辞」の中で紹介すると、北高生からは大きな拍手が起こりました。

栗原さん、今日は遠い所まで来てくださり、本当にありがとうございました。
同時に、(栗原さんご自身も事後に言ってくださったことですが)このような時の、北高生の「人と接する態度」には改めて感心します。

大変嬉しいのと同時に、今回もまた北高生を誇りに思いました。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥