校長挨拶
校長 新谷 浩一
このたび4月1日付で兵庫県立神戸高等学校に学校長として着任しました新谷浩一です。今年で創立129年目を迎える歴史と伝統ある本校に着任できたことへのうれしさとともに、その重責に身の引き締まる思いです。
本校は、各学年普通科8クラス、総合理学科1クラスで、全校生徒は1千名を超える大規模な学校です。生徒たちは、勉学に、部活動に、学校行事に、自治会活動に、「質素剛健」「自重自治」の四綱領を体現すべく、あふれる思いを持ってあらゆることに全力で取り組んでいます。
勉学においては質の高い教科の授業により、知識及び技能の習得と思考力、判断力等の育成に努めています。また、そこで培われた学ぶ意欲を根源として、様々な分野に目を向け、課題を設定しそれらを解決していこうとする力を身につけるために「神高探究」などの探究活動に取り組んでいます。
特に、文部科学省からは平成16年度より5期21年にわたりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、この間、兵庫県における高校理数教育推進の中核的役割を果たしています。
部活動においては、野球部や合唱部などに加え、ボート部や馬術部、かるた部等、他校にはあまり見られないバラエティーに富んだ部も含めて、44もの文化部・運動部等があり、ほとんどの生徒が何らかの部に所属して熱心に活動しています。
学校行事は新入生歓迎六甲山登山に始まり、5月の創立記念祭(文化祭)、9月の体育大会、10月の音楽会等、充実しています、また、このような行事は生徒の自主的・主体的な取組により行われることが伝統になっており、学校行事に加えて、アセンブリー(生徒自治会主催の集会)で見られる生徒の姿は目を見張るものがあります。
社会が大きく変化し、昨日の正解が今日の正解とは限らない時代にあって、何事にも積極果敢に挑戦することで未来への道を切り拓いてゆく、そのような力の育成を目指し、兵庫県が誇る県立高校として、生徒・保護者、同窓生、地域の皆様の期待に応え続けられるよう、教職員一丸となって取り組んでまいります。どうぞ、これからの神戸高校にご期待ください。
令和7年4月
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