グローバル探究コース1年(39回生)がJICA関西を訪問しました。

   5月20日(金)、中間考査を終えたグローバル探究コース1年生はJICA関西(神戸市中央区)に向けて出発しました。現地到着後、まずエスニックランチ(ケニア料理)を体験しました。環境に配慮して自宅から携行したマイ箸で食事をいただきました。素材の味が生かされた健康的な料理で、ほとんどの生徒が完食したようです。    昼食後に、館内の施設を見学しました。観覧室には地球規模の課題について体験的に理解できる仕掛けが多くありました。ある生徒は実際に水不足が深刻なルワンダで行われている水くみを体験していました。 その後、JICA青年海外協力隊の一員として活動された方の講義を受けました。ベトナムで日本の高校生と同じぐらいの年齢の人が学校に行くためにポストカードを売っている姿に衝撃を受け、一生懸命に生きることの大切さを実感したそうです。また、「お金に困っている人に対してどうするか」という問いに関して、お金をあげることもできるがそれが本当にその人のためになるのか、大勢の困っている人それぞれに対してお金をあげることが可能であるのかと、生徒はそれぞれ頭を悩ませていました。このような問いかけや講話を通して、様々な国の問題や困っている人々について関心を持ち、自分自身のできることについて考え、実行することが重要であるということを教えていただきました。    今回の行事を通して、コース生が英語圏の地域だけではなく地球上のあらゆる国や課題に関心を広げてくれることを期待しています。
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