グローバル探究コース1年が国際理解教育特別講座を受講しました

 11月16日(火)に、グローバル探究コース1年(38回生)が、関西学院大学総合政策学部の学生による国際理解教育特別授業を受講しました。彼らが所属するBridge for Children, KGUは、フィリピンの首都マニラで実施した教育支援活動をきっかけに「For the Children’s Smile — 子どもたちの笑顔のために—」を理念に掲げる学生国際協力団体です。危険物や有毒な煙が蔓延するゴミ山で生活する子どもたちと出会い、その現状改善のために継続的な支援活動を続けてきました。
 本年は、ケニアの児童労働、児童婚、女性の地位、労働の実態を皮切りに、SDGsのGoal5であるジェンダー問題について話をしてくれました。自分の身近に溢れている「あたりまえ」の会話や考え方を取り上げ、そこに潜んでいるジェンダー問題についていっしょに考えました。また、国際的に見ても日本はジェンダーフリーには至っていないことを統計で確認し、世界の国々の取り組み状況に感心していました。学生たちの話を聞いて、心の持ち方ひとつ、言葉の使い方ひとつで、大切な人に心配りや思いやりを持てることを学んだと思います。
 今回の講座を通して、これから世界に飛び出し、多くの人と出会っていく皆さんが、優しさにあふれた人に成長して、think globally, act locallyに活躍してくれることを期待しています。

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