グローバル探究コース1年が国際理解教育特別授業を受講しました

 3月5日(金)に、グローバル探究コース1年(37回生)が、関西学院大学総合政策学部の学生によって構成、運営される学生国際協力団体Bridge for Children, KGU(BFC)を迎え、国際理解教育についての特別授業を受けました。BFCは2011年、学生たちがフィリピンのゴミ山で生活する子どもたちと出会い、現状改善のために、現地での効果的な支援活動と日本からの継続的な物資支援活動を目標に設立されました。「For the Children’s Smile — 子どもたちの笑顔のために—」を理念に掲げています。
 近年よく耳にするようになったSDGsをわかりやすく説明してもらった後、ケニア出身の学生がケニアの農村での生活の様子を、子どもや女性の仕事、社会的立場を中心にして話してくれました。クイズあり、説明あり、話し合いありで、生徒たちはぐいぐいと講座に引き込まれていきました。ケニアの様子を日本の現状と比較し、自分に引き付けて考えることで、児童労働や幼児婚、ジェンダーに関わる問題等に、改めて目が向いていった生徒も多かったと思います。また、日常わざわざ意識することもない「当たり前」や「常識」が、いろいろな思い込みや偏見を含んでいることにも気づいてもらえたと思います。
 今回の特別授業が、皆さんの柔らかな心を刺激し、これからの探究活動に大いに役立ってくれることと信じています。

目次