近年よく耳にするようになったSDGsをわかりやすく説明してもらった後、ケニア出身の学生がケニアの農村での生活の様子を、子どもや女性の仕事、社会的立場を中心にして話してくれました。クイズあり、説明あり、話し合いありで、生徒たちはぐいぐいと講座に引き込まれていきました。ケニアの様子を日本の現状と比較し、自分に引き付けて考えることで、児童労働や幼児婚、ジェンダーに関わる問題等に、改めて目が向いていった生徒も多かったと思います。また、日常わざわざ意識することもない「当たり前」や「常識」が、いろいろな思い込みや偏見を含んでいることにも気づいてもらえたと思います。
今回の特別授業が、皆さんの柔らかな心を刺激し、これからの探究活動に大いに役立ってくれることと信じています。