令和3年1月28日(木)、日本文化に触れる機会として本校茶道部講師の大江セツ子先生にご協力をいただき、コース1年(37回生)が茶道体験をしました。例年は点てたお茶を友人に出すことで、日本が大切に伝えてきたおもてなしの文化や、相手を思いやる心を学ぶのですが、コロナ禍の中、今回は自分で点てたお茶を自分でいただく形となりました。
本校ALTのLakiya先生も参加してくださり、茶道部3年生がサポートしてくれる中、生徒たちは1月のお菓子(葩餅:「はなびらもち」と読みます)をいただいた後、初めて点てるお茶に四苦八苦しながらも、入れたてのお茶を楽しんでいました。普段、正座をすることもあまりないので、5分もするともぞもぞと動き出す生徒も出てきましたが、何とか耐えながら、泡立てたお茶をおいしくいただいたようです。茶道の作法や考え方にも触れることができ、刺激を受けたことと思います。
海外との交流の場でよく「あなたの国ではどうなのか」「あなたはどう思うのか」と問いかけられることがあります。外国文化を学ぶことと並行して、自国が育んできた優れた文化にも触れることで、新しい世界が見え、生徒たちの視野も広がり、一人一人の異文化理解が深まっていくものと思います。
茶道部の皆さん、ご協力いただいた先生方、ありがとうございました。
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