1年コース生 神戸大学訪問

 夏の台風で延期となっていた神戸大学への訪問がようやく実現しました。コース生は、班単位で神戸大学までのルートと昼食方法を事前に打ち合わせ、神戸大学に15時集合しました。大学内の学食は安くて美味しいと大変好評でした。中にはデザートまで堪能しほどよくお腹を満たした生徒も数名みられました。

説明会では、入試科の森さんより、神大の歴史、学部学科、学生生活、入試方法など、大学に関わるあらゆる事柄について教えていただきました。質問タイムでは、半数以上の生徒が質問を投げかけました。個々の疑問を皆で共有することで、知れること学べることが何倍にも増えていきます。これも集団の醍醐味の一つです。


〔質問の一部と回答〕
・購入が義務付けられるパソコンでどのような作業をするのか。
(→情報検索、課題、レポート、論文等の作成)
・ゼミとはどのように進められるものなのか。
(→教授の専門分野に近い研究をしたい学生が10名前後集まって行われる)
・学内外での国際交流の現状を知りたい
(→学内留学生1300人、神大からの海外留学生900名)

  説明会後は、本校30回生卒業生の藤下さん(コース生、在学時男子テニス部所属)と合流し、学内見学を兼ねて交流時間を持ちました。藤下さんも在学時に学業と部活動との両立に苦労したそうです。当時、その難局をいかに乗り越えたかについて赤裸々に語ってくれました。“いつでも取り戻せるよう、常にオンの状態を保っておく”この言葉は、多くのコース生の耳に残ったのではないでしょうか。考査で振るわずどん底も経験した藤下さんは、部活動引退後にいつでも自分の力を取り戻せるよう、決して頭を休めることはなかったそうです。そして、小テストなど目前の課題にはできる限り全力で取り組んだそうです。限られた時間の中で精いっぱい取り組んだことが最後の巻き返しにつながったという彼の経験談は、コース生にとって何よりの励みになったことと思います。

3年後の春には大学生活が始まります。今回の訪問は目標を具現化するための一つの大きなきっかけになったことと思います。神戸大学関係者の皆さま、藤下さん、本当にありがとうございました。そしてコース生の皆さん、半日お疲れ様でした。

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