コース1年生(35回生) ロシア語講座 

  今日(9月25日)は、7月のスペイン語に続くロシア語講座の体験日でした。講師として、アレクサンドラさん(神戸市外国語大学大学院生)と、同大学から通訳として平嶌さんにお越しいただきました。講義に先立って、コース生40人はロシアに関する質問をアレクサンドラさんに送っていました。一つ一つの質問に丁寧に答えてくださり、生徒は皆、感激でした!ロシア情報についての驚きもさることながら、人の温かさは万国共通だということを強く実感しました。
  授業の前半では、ロシアの有名観光地や生活文化のことについて教わりました。アレクサンドラさんがロシア語で母国を語り、平嶌さんがそれを丁寧に通訳してくれました。ロシア語を長く耳にする機会も滅多にありません。ロシア語の響きの美しさに聞き惚れてしばし口が開いたままの生徒もいました。
  授業の中盤では、ロシア版プーさんと呼ばれるアニメーションを視聴しました。主人公の小ぐまが、連れのウサギと他愛ないことであれこれ考えを巡らす様子は大変滑稽で、笑いの声があちこちで漏れていました。妙に魅力ある主人公に生徒もすっかり虜(とりこ)になってしまったようです。可愛さや面白さのツボも万国共通と言ったところでしょうか。
  最後の質問コーナーでは、コース生からマイクをバトンタッチしていく形式で次々に質問を投げかけていきました。ロシアに関する質問も多い一方で、日本語を学ぶ動機についての質問もいくつか聞かれました。
  ロシアは隣国でありながら、これまで心的物理的に少し距離を感じる生徒が多かったようです。そんなロシアについて直に教わることができた本日の講義は、異文化を知る喜びとともに、その根底にある人の魅力は万国共通だということを知った貴重な経験にもなりました。アレクサンドラさん、平嶌さん、本当にありがとうございました!
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