演劇部にとって春休みは、コンクールシーズンと同じくらい(もしくはそれ以上に!)忙しい季節です。
同じ芝居を、伊丹のアイホール、そして尼崎のピッコロシアター中ホールという、
場所も違えば、ホールの大きさ、設備も異なる会場で連続上演します。
アイホール公演は、通称「アイフェス!」と呼ばれる、伊丹市の中学高校演劇フェスティバルへの参加です。アイホールのスタッフの方々に手伝っていただき、アイホールの機構を大いに活用させていただく、高校生にとっては随分贅沢な公演です。
そして、「高校演劇阪神支部春期発表会」が行われるのが、ピッコロシアター中ホール。
コンクールで使用する大ホールとは違い、何もない空間に、各校の演劇部員みんなで協力して、自分たちの手で照明や幕を吊って「劇場」に作り上げるところから始まる、高校生手作りの公演です。
コンクールではスタッフの方に操作していただく照明も、今回は自分たちで扱わなくてはなりません。
当然、それぞれのホールに合わせて、大道具も、音響照明のプランも、演技も、微妙に(もしくは大幅に!)修正しなくてはなりません。
なかなか過酷なツアーなのですが、一年間の集大成でもある春公演は部員たちの成長を実感する公演でもあります。
特に今年度は初の県大会出場も果たした北高演劇部。一回りも二回りも成長した姿をご覧いただける…はずです。
どちらも入場無料です。ぜひ、お越し下さい。
上演作品『up side down』(2年次生徒作品)
「アイフェス!!2011」(AI・HALL中学高校演劇フェスティバル)
日時:3月28日(月)12:40開演予定(上演3校目)
場所:伊丹市立演劇ホール AI・HALL
※開催期間は、27日(日)~28日(月)
「第28回 阪神支部春期発表会」
日時:3月31日(木)12:10開演予定(上演2校目)
場所:兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター中ホール
※開催期間は、29日(火)~31日(木)
文責:演劇部顧問