「生活と福祉」の授業にて、共生の町づくりを行いました。

1月24日(火)、家庭科「生活と福祉」の授業にて、臨床心理士の高井祐子先生から「高齢者・子ども・障がい者への支援・共生について」の講義を受けました。

最初に、高井先生から仙台にある誰もが一緒に丁寧に生活し、自分の役割を持ちながら多様性を大切にしながら暮らせる施設の紹介があり、その後、そのような町づくりをするアクティビティを受講生5名で行いました。

年齢や性別、国籍、身体的状態など様々な特性をもった人のカードを広げながら、大きな用紙1枚を使って町を形づくっていきました。そこに住む人の状況を想像しながら、誰もが自尊心をもち、互いにいたわりながら共生できるよう、創意工夫をしました。それぞれの想像力を発揮し、共感しあいながら、活動を行いました。高井先生からの「誰か困っている人はいませんか」の問いかけに、新たな気づきが生まれ、町は時間と共に、みなの居場所へと変化していきました。最後に5名の受講生を町の住民として書き込んで、完成しました。人が繋がり、未来志向型の温かい町の誕生となりました。

共生社会とは何か、深く、そして楽しく学ぶことができました。高井先生、すてきな授業をありがとうございました。

文責:「生活と福祉」担当者

カテゴリー: 地域の皆さまへ, 授業, 本校保護者の皆さまへ, 総合学科22期生 パーマリンク