令和4年度2学期終業式を行いました。

12月23日(金)、令和4年度2学期終業式を行いました。

校長先生からは、「ペナルティーキックを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけだ」というロベルト・バッジョ選手が当時PKを外した選手にかけた言葉が紹介されました。バッジョ選手からこの言葉が出たのは、自身もPKをはずし、優勝を逃した苦い経験があったからだそうです。経験から出た相手を思う言葉に重みを感じます。日本選手も、先日、一人目のキッカーを志願して失敗した南野選手へ長友選手が「ありがとう、お前勇気があるな」と声をかけ、「次の未来に繋げろ、問題ない。顔を上げて帰れ」と周囲にも聞こえるように語ったエピソードが紹介されました。校長先生は、そこで、挑戦すると不思議と応援してくれる人が現れるとお話されました。そして、「思いついたプレーの中で、いつも一番難しいものを選択することにしている」というバッジョ選手の別の言葉も紹介されました。人生において、幾度となく訪れる「選択」と「挑戦」にどう勇気をもって、ボールを蹴るか、そして受け取る結果に関わらず、「素晴らしいもの」、「応援してくれる人」が現れることのかけがえのなさを校長先生はメッセージされました。3年次生にとっては、これから迎える受験に対して、1・2年次生は新年次に向けて、背中を押してもらえるお話だったのではないでしょうか。

校長先生のお話の後は、表彰披露が行われました。女子ハンドボール部、剣道部、男子バドミントン部、男子バレーボール部、女子バスケットボール部、男子ソフトテニス部、放送委員会、書道部、美術部、写真部、「文学史研究」の授業、「国語表現」の授業、「公共」の授業から、表彰がありました。たくさんの生徒のみなさんの多岐にわたる活躍を非常に嬉しく思います。おめでとうございます。

終業式後は、全校集会が行われ、近畿大会に出場する空手道部の選手への壮行会が行われました。生徒会によるインタビュー、生徒会長の激励の言葉があり、出場する選手を全校で応援することができました(詳しくは壮行会のブログページをご覧ください)。

このように、たくさんの生徒が活躍し、令和4年が終了しようとしています。生徒の皆さんの頑張りと保護者の皆さまのご支援、地域の皆さまのご協力に感謝申し上げます。伊丹北高校を応援してくださる皆さま、急に寒くなりましたので、どうぞご自愛ください。そして、良いお年をお迎えください。1年間、ありがとうございました。令和5年も伊丹北高校は、ボールを蹴る「選択」と「挑戦」をするチャレンジャー溢れる学校生活を大切にしていきたいと考えております。ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

文責:総務部

 

 

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