6月16日(金)に北高フェスティバル1日目が開催されました。体育館では2年次生による演劇発表が行われました。晴天に恵まれ熱気に包まれた舞台では、限られた準備期間のなかでクラス一丸となって仕上げた素晴らしい劇が披露されました。台本を一から自分たちで作り上げ、6クラスそれぞれの個性が光る発表になりました。
1組の演題は「時泥棒と刹那」。町の人々の時間を盗む悪者に立ち向かう高校生の活躍を描きました。音響や大道具をうまく使い不思議な空間を作り上げていました。
2組の演題は「白雪の逆襲」。白雪姫のストーリーを、鏡のキャラクターを中心に新しい物語に作り上げました。照明の効果により鏡のキャラクターの不気味さが際立ちました。
3組の演題は「Cafe Love マゲドン」。女性の憧れの的であるカフェのマスターが主人公の物語。結末は誰もが驚くものでした。
4組の演題は「十人十色」。ある日、個性禁止を校則に掲げられ、個性を守ろうとする生徒とそうでない生徒の心理を高校生の目線で見事に描きました。
5組の演題は「蚊族愛」。人と同じ大きさに育ち人と会話が出来るようになった蚊と青年の日常を描くドタバタコメディー。思わずホロリとする場面もありました。
6組の演題は「Modern WARASHIBE」。舞台は現代で高校生が主人公の現代版わらしべ長者の物語。年老いた主人公夫婦が最後にほのぼのと過去を思い出すシーンが美しかったです。
明日6月17日(土)の北高フェスティバル2日目に年次代表として再演が決まったのは1組と2組でした。再演に選ばれたクラスだけでなく、どのクラスも終演後には達成感一杯で舞台を後にしていました。演劇を通してさらにクラスの絆が深まり、行事ごとに年次の団結力がより一層増したように思われます。
文責 2年次