猪名川町地域包括支援センターの方が、先週に引き続き 認知症サポーター養成講座の授業に来てくださいました。地域住民の皆様も引き続き、来てくださいました。生徒たちは、皆様とお話しできて うれしそうでした。
最初に認知症の方のコンビニでの会計やりとりの動画を視聴し、その後グループごとに、私たちだったら、こんなふうにやさしく接しますという発表をしました。2グループとも、とてもやさしく、ゆっくりと声をかけていました。
発表後、39歳で若年性認知症になられた方の動画を視聴しました。「人と人とのつながりが大切」「待ってください」「なにか一緒にやってくれるパートナーになっていただけたら」というメッセージをいただきました。
最後に「講義をうけていただいたので、みなさんも今日から認知症サポーターです」と言っていただき、認定証と、オレンジリングとオレンジの手作りロバのマスコットをいただきました。授業を受けた本校生徒、前回から一緒に学んでいる分教室の生徒さんがやさしい認知症サポーターとして活躍してくれることを期待しています。
【生徒の感想】
*普段授業で学べないところまで詳しく知れて良かったです。おじいちゃんやおばあちゃんに話しかける時は認知症有無関係なく、カ行・サ行・タ行は気をつけて、低めの声でゆっくりと話していこうと思います。今日の最後の動画で「新しく人生をはじめられた」という言葉で今までは、認知症=デメリットというイメージでした。でも この言葉で、デメリットだけじゃないんだと気付かされました。私たちに今出来る事は、困っている人がいたら優しく声をかけお手伝いしていく、周りの人が認知症についての理解を深める、出来る事は奪わない、これが今出来る事だと思います。
*私は認知症サポーター養成講座を受けることが出来てこれからの生きていく中で本当に役に立つことを学べたと思います。地域の方と話していると、「母に良いようにしてあげられなくて、後悔している。もっとこういう事を知っていれば関わり方を変えれたのに。」と言っていて、自分のためにも自分の大切な人達のためにも、今日の学習がどれほど大切なのか学んだ。 この講座の内容を忘れないで、さらに認知症の認識を増やしていざという時に しっかりと使えるようにしたいと思います。猪名川町は高齢の方が多くいるので、困っている人を見つけたら、相手の気持ちによりそって援助できるようにしたいと思います。