令和2年11月9日KOBE研修ロボット分野事前学習(1)

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)7名と創造科学科5期生(1年)9名が、KOBE研修(ロボット)の事前学習として、株式会社ダイヘンの人事部採用・教育課長の杉原健朗氏から同社の概要について説明を受けた。同社は変圧器メーカーとして創業し、現在、電力機器事業、半導体関連機器事業、溶接メカトロ事業の3つの事業を展開している。12月に見学予定の六甲工場はこのうち溶接メカトロ事業である。同社の全体像と世界トップレベルの溶接技術とメカトロニクスについて概要を説明していただいた。

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令和2年11月9日(月)創造基礎2班FW「マインクラフトで子育てマップを作ろう」

神戸市の子育て世代に子育て環境整備をテーマで神戸市の広報に取り組む創造科学科5期生(1年生)の6名が、神戸市北区役所を訪れた。まず、神戸市役所内にあるおやこふらっとひろば北を訪問し、施設の取り組みや概要を紹介していただいた。コロナウイルス感染対策がしっかりとされており、親子で訪れやすい工夫がされていることが分かった。その後神戸市北区役所のまちづくり課の担当者の方に今回の研究について、説明を行い、研究に関するアドバイスをいただいた。今後は、今回のアドバイスを受け、子育てマップの制作を進めていく予定である。

〈生徒感想〉

今回のフィールドワークでは北区役所のまちづくり課とおやこふらっと広場北を訪問した。まず、おやこふらっと広場北にて話を伺った。おやこふらっと広場北は親和女子大学が運営している施設だ。そこは、6月にオープンした、北区役所に立ち寄った親子、特に小学生未満の子を持つ親子を対象にした施設だ。ここでは、今は月一回で第3水曜日に集いが開催され、エプロンシアター等が行われている。他にも、子供を遊ばせるスペースも有り、コロナウイルスへの対策もしっかりとされてあり、親子で遊ぶことができる。絵本も700冊有り、オープンしてから、登録された親子は417組もいる。9時から16:30まで開いており、好きな時間に来て、好きな時間に帰ることができる。 偏食や離乳食等についての質問もすることができる。利用された方々は衛生的や落ち着ける等良い感想を持たれている。職員は保育士の免許を持っており、質問するときも安心してできる。「mine craft」でのMAPでは、特に、対象年齢別のキッキンのおもちゃや色々な用途で使うことのできる「オクタゴン」を紹介してほしいとのことだった。

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令和2年11月6日KOBE研修医療分野事前学習(1)

神戸アイセンター病院において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)3名が、KOBE研修(医療分野)の事前学習としてフィールドワークを行った。はじめに、同病院の栗本康夫院長に対して、事前に研修参加者全員から集めた質問を精査したものに答えていただいた。次に、ビジョンパークにおいて、ナビゲーターの和吉氏から同施設の説明や盲患者への支援や社会参加のあり方についてお話をしていただいた。最後に施設を見学させていただいた。今回は、感染症対策のため少人数のフィールドワークとなったが、今後この活動をまとめ、他の生徒と共有する予定である。

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令和2年11月5日第10.1回高校生鉄人化まつり実行委員会(2)

長田区役所702会議室において、第10.1回高校生鉄人化まつり開催に向けた第2回会議が開かれた。今回は司会の選定、参加団体の確認、実行委員企画の案について議論をした。

開催日時:11月22日(日)13時30分~ ※雨天中止

場所:鉄人スクエア

企画・運営:第10.1回高校生鉄人化まつり実行委員会(育英、神戸野田、兵庫)

主催:神戸鉄人プロジェクト

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令和2年11月4日灘校模擬国連練習会参加

オンラインにて、第14回全日本高校模擬国連大会に参加する創造科学科4期生(2年)1名と5期生(1年)1名が、灘高校が主催する模擬国連練習試合に参加した。第14回大会に参加する西日本の高校から50名近くの生徒がそれぞれ国を代表して練習試合に臨んだ。議題は「宇宙開発」(国際連合総会第4委員会)で、本校はインドネシア大使として会議に参加した。

〈生徒感想〉

今日は二度目の灘高校のオンライン会議に参加した。前回は会議の雰囲気に圧倒されっぱなしであったが、今回は自身の目標であるアンモデでの3回以上の発言を達成することができたのでよかった。また、自分の発言が最終的にはDRに反映される形となったので嬉しかった。今回の会議で学んだことは「分からないことを武器にする」ということだ。これは会議監督の言葉であるが、初心者である自分にとって最も意識するべきことだと感じた。というのも、今回の会議の中では一歩立ち止まれば気づきそうだが見逃されてしまった事柄がいくつかあって、後で見返したときに気づいて議論が盛り上がるということがあったからだ。このようなことは会議で見逃されそうなことに注意していれば自分でも指摘できたことであるだろうし、むしろ知識や経験が少ないからこそ活かせる視点であると思う。本番である全日まで2週間を切ったが、当日は入念な準備をした上で会議の内容を「理解したつもりにならない」ことを意識して臨もうと思う。

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令和2年10月14日創造応用ⅠS「探究活動7回目」

<物理> 今回はまず、大阪大学小田原先生、大学院生木村さんとZoomをつなぎ、前回の実験の報告と今後の方向性や実験内容について議論を行った。その後、ダイラタント班、水班に分かれて、議論の内容を踏まえて前回に引き続き予備実験を行った。ダイラタント班は、基準とするダイラタントの状態を決定するために、水と片栗粉の配合比率を変えながら流体の観察を行った。水班は、高温のお湯で「おゆまる」を柔らかくしてから円柱形を作り、どのように水面に落下させるべきかの検討を行った。各班で実験を行った後、再び大阪大学とつなぎ、気づいたことの報告をしたのちに助言もいただき、次回以降の方向性を確認した。

<化学> 化学の探究活動7回目は、いろいろな食品を2週間腐敗させて紫外線を照射した結果を表にまとめ、今後の進め方や現在の課題をオンラインにて大堺先生に報告した。その中で、色の変化に特徴のある食品を絞り、11月以降の研究に繋げることを決めた。また、文献より蛍光物質をアルコール抽出して色を観測することも考え、比較することで何か考察できる可能性を考え、次回の授業までに検討することになった。最終的には、見た目で分かりにくい食品の腐敗度を蛍光を活用して調査する方向で研究することになった。

<生物>実験をセットする。これまでの洲崎准教授のアドバイスと先行事例研究を元に、「ミドリムシが切り花の寿命に与える影響」について観察実験を行う。一般的な切り花の延命方法の効果とも比較するため、20本のバラを4種類の条件で5本ずつ生けて吸水量や花の変化の様子について観察を行う。ミドリムシの密度については3%食塩水で固定した後,顕微鏡と血球計算盤を使用して測定した。次回の授業では,茎の断面を観察し,長持ちしたものとそうでないものの違いを調べる。実験内容の概要については以下の通り。

【実験概要】

・バラの処理:葉を切り落とし,花から茎の先端までの長さをそろえる。

・生け方:目盛付き試験管に1輪ずつ生け,水の変化量を観察する。

・4種類の条件:①ミネラルウォーター ②ミネラルウォーター+ミドリムシ ③ミネラルウォーター+サイダー ④ミネラルウォーター+延命剤 ・その他:光源装置を使い24時間光を当てる。定期的に水替え,茎の先端の処理を行う。経過を写真で記録する。

<数学>本日も神戸大学の稲葉先生にオンラインにて「比率データの分析と分割表」をテーマに講義をしていただきました。 個別テーマの方向性も決定し、いよいよこれまで学んだ検定を発揮できそうです。

<観光データ>7回目は、石橋先生からのアドバイスを受け、研究テーマやその背景について、必要なデータの収集を行った。テーマは、来年度開催されるオリンピックで観光業を活性化させることであり、特に外国人観光客の増加を目的とする。日本の観光の状況については、RESASを使い、コロナ以前の観光客の状況について調べた。また、石橋先生から世界の観光の状況について、国連世界観光機関にデータがあると教えていただいたので、海外の観光の状況については、そのサイトを利用した。 今後は、集めたデータを分析できるよう、データの整理について指導する。

<都市工学> 都市工学の探究活動7回目は、二手に分かれて研究を行った。一方は、探究活動アドバイザーの澤木教授とオンラインでやり取りをし、盲導鈴に関する研究をどのように進めてくいくか、調査する対象は何かなど、調査するための手続きなど、探求する上での基本事項から丁寧に教えていただき、今後すべきことを整理していただいた。もう一方は、神戸アイセンター病院にあるビジョンパークで働く全盲の職員さんから、視覚障碍者を対象にした最新の機器とビジョンパークの施設全体を紹介していただいた。また、盲導鈴に関する聞き取り調査をさせていただき、現在の疑問点についてお答えいただいた。

以下写真。左上から順に、物理、化学、生物①、生物②、数学①、数学②、観光、都市工学①、都市工学②

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令和2年10月13日課題研究「院生ゼミ」

本校同窓会館ゆ~かり館と別室(オンライン教室)において、本校創造科学科5期生(1年)を対象に、課題研究の授業「自然科学分野院生ゼミ」が行われた。前々回の授業で行われた神戸大学大学院人間発達環境学研究科の大学院生によるプレゼンテーションを参考に、各班で話し合った結果、今後進めていく研究のテーマについて議論した。今回は、各班に分かれて、大学院生の方から研究についての質問に対する回答や具体的にどういった研究を行うのか、といった内容の授業をゼミ形式で行っていただいた。各班の院生とゼミテーマ(キーワード)は以下の通りである。

1班 嶋田ゼミ カビとイオン液体

2班 西澤ゼミ コウモリの環境DNA

3班 西前ゼミ 液体の表面張力

4班 冨田ゼミ 残飯のたい肥化

5班 松本・佐々木ゼミ 数理生物学入門

6班 小田ゼミ 町中の放射線

7班 増田ゼミ 雑草の成育条件の比較

8班 三谷ゼミ ジェルポリマーと吸水量

〈生徒感想〉

正直なところ私たちの化学の知識では、色々と調べ学習はしたものの、イオン液体やセミクラスレートハイドレードなどがどのようなものなのかあまり分かっていませんでした。しかし、時折ネタも交えながら院生さんがひとつひとつ教えてくださり、理解を深めることができました。テーマ決めの際には、院生さんが提示してくれた実験の例なども参考にしながら、自分たちがどのような系統の研究をしていきたいのかを伝え、その都度具体的な案やそれを実践するために重要なポイントを教えてくださいました。初めは兵庫県の特産物(淡路の玉ねぎ等)を溶かしだし成分を抽出するといった実験をしようと思っていましたが、抽出するまでは大変だが何とか出来たとしてもイオン液体の揮発しないことなども相まってそこから成分を完璧に取り出すのは非常に難しいと仰っていました。そこで、院生さんの提案で私たちが以前興味があると伝えていたカビコナーズ(イオン液体でカビの繁殖を防ぐ)研究をすることに決めました。従来の粉状や有機溶媒のものより風で飛びにくく揮発しにくい点で、上手く塗りたくれるのではないかということでした。今後の方針としては、まずはカビ、イオン液体の2グループに分けて調べ学習を行ったあと、わかった事をお互いにディスカッションし理解を深めていこうと思っています。そして、佐井先生の協力のもと実験の1.2週間前からカビを培養し、嶋田さんとの兵庫高校での実験の際に使用したいと思っています。

院生さんとの話し合いで、今回のテーマを絞ることができました。第1希望として「コウモリの環境DNAの採取は可能であるか」というテーマにしました。環境DNAは一般的には水中や土の中の生物から採取するため、空中の生き物となると難しい部分も出てくるそうです。しかし、今までにないことを成功させたいという私たち班員の希望に西澤さんも賛同してくださいました。この研究をするにあたっては、動物園や西澤さんの関係者の方のご協力も必要となるのでそれらが可能と分かり次第、実験方法などについて計画を立てていこうと思います。院生さんと直接話をすることができて、プレゼンだけではわかっていなかったこともたくさん教えていただくことができました。その中で、自分たちで幅広いものの中からテーマを決めることができる機会は珍しいと西澤さんがおっしゃっていました。これから、この貴重な機会を有意義なものにしていきたいです。

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令和2年10月12日 第2学年 探究「文献研究について」講演会

親和中学校・女子高等学校校長補佐の勝山元照先生より、本校「総合的な探究の時間」のための講義を実施しました。文献研究を中心に探究活動をしている生徒を対象とした選択講座として、「文献研究について」というタイトルで講義をして頂きました。 勝山先生の講義では、探究学習を進めるにあたって、単なる調べ学習に終わらせないために史資料を批判的に読み解く方法についてお話しいただきました。解説の際には、身近な「神戸」に関する史資料を具体例に挙げながら説明をして下さり、生徒たちの理解も深まりました。

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令和2年10月12日グローバルリサーチ「口頭発表会」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)34名が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究のうち、課題の背景、先行事例とその課題、仮説についての口頭発表(発表4分、講師コメント2分)を行った。今回は、大阪大学大学高等教育・入試研究開発センター特任助教の金泓槿氏をお招きし、生徒の口頭発表に対して、おもに仮説設定についてアドバイスをしていただいた。

〈発表テーマ〉

1班 移動の制限と国籍~COVID-19と難民~

2班 日英のコロナ比較

3班 コロナの影響で神戸市の児童虐待件数は増加したのか

4班 男性の育児参加の現状とこれから

5班 成長都市から学ぶこれからの神戸

6班 テレワークによる地域活性化

7班 市街化調整区域の意義

8班 神戸市の竹林復興~経済活動と自然保護の両立を求めて~

9班 日本における地熱発電の現状と提案

10班 技能実習生が労働力となっている現状と解決策について

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令和2年10月12日NIE特別講義「新聞はどう生き残るのか?」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、グローバルリサーチ受講生(1年)を対象に、日経新聞社神戸支社支局長の堀直樹氏をお招きし、「新聞はどう生き残るのか?~ニューメディアの台頭が迫る変革~」というテーマで講義およびワークショップを実施した。第一部「メディアの興亡~マスメディアの失速、ニューメディアの台頭~」では、マスメディアの歴史と近年のネットを用いたニューメディアについてお話をしていただいた。次に、講義を参考に、グループで新聞について「SWOT分析(S:強みW:弱みO:機会T:脅威)を行い、発表した。そして第2部「新聞はどう生き残るか?~新聞の役割と情報リテラシー~」では、新聞の電子化にいち早く取り組んだ日経新聞の事例や、新旧のメディアとどう向き合うのかの情報リテラシーについてお話していただいた。最後の質疑応答も活発に行われ、実りの多い講義となった。

〈生徒感想〉

SNSなどのニューメディアが台頭する中、新聞社は電子版を導入するなどの対抗策を出して苦境を乗り越えようとしていることがわかりました。また、新聞は読むのが面倒だったり値段が高かったりするなどのデメリットもあるけどフェイクニュースがほとんどなかったり、情報の偏りが少なかったりするなどのメリットのたくさんあることがわかりました。僕自身もSNSの情報を鵜呑みにせず、多くの情報源から真偽を冷静に判断する力が必要だと実感しました。

私が物心着いた頃には既にニューメディアが普及しており、新聞が大きな役割を果たしていると感じたことはほとんどありませんでした。お話にもあったように、これから情報を入手する上でニューメディアより新聞が活躍することはないと感じています。ここで考えるべきことは「どうすれば再び新聞が活用されるようになるのか」ではないと私は考えます。古いものと新しいもの、必要されているものとされていないもの、その取捨選択が大切だと思うからです。しかしニューメディアばかりを発達させるのではなく、ニューメディアの足りない部分を補う形で新聞などの伝統的メディアを活用するべきだと、お話を聞いて考えました。今日、それが実際はどのように行われているのかを初めて知ることが出来ました。

新聞の強みは、地域密着の記事や、ネットだったらいちいち調べないといけないけど、新聞だけでなく番組表などの他の情報まで載せてくれていることで、弱みは持ち運びができないや、見た目があまり良くない、機会は若者離れや購読者数が減っていること、脅威はニューメディアの情報という意見が出ました。私は家で新聞を取っていないからよく分からないこともありましたが、強みでは、たまたま他の人の新聞の地域密着の記事をみて、「あ、そんなことが起こってたんや」と近所のことが知れたり、そういえば番組表は祖母がよく見ていて、テレビを見ていたような気がしました。弱みは、よく電車を利用するのですが、電車内で新聞を広げている人はいなくて私を含めほぼ全員がスマホを見ています。今私は電車に乗っているのですが、私が急に新聞を広げて今日の一面などを読み始めたら、大きいし、まず、他の乗客は、私を凝視すると思います。持ち運びがしづらい、とか形が…と意見で出た時笑ってしまいましたが、それは間違いではなく、的を射た発言だったなと思いました。機会、脅威はそのままなので触れませんが、新聞はフェイクニュースが少なくていいけど、もっと身近に、もっと手軽に読めるようになったらいいなと思いました。

新聞は昔から社会の情報伝達の中枢を担ってきた。しかしニューメディアの発達により、その需要度は低くなっているとわかる。そのなかでも完全に新聞という存在が無くならないのは、やはり必要とされているからであろう。客観性の高い情報を提供することは新聞にしか出来ないことであるし、いくらSNSが広がっても紙面の新聞の安全性というブランド力は落ちないだろうと思う。SNSと新聞、情報源をどちらかに絞ろうとは全く思わない。今回の講義をきいてますます、新聞の凄さを知り、SNSの利便性を感じた。これからの社会を担う私たちは、多くの情報を使いこなすために様々な方法で、様々な情報に触れなければならないと思った。 私はこの講義を受ける前は手軽で簡単に情報が入ってきやすいニューメディアの今の勢いにいつか新聞は潰されてしまうのではないかと思っていたが、形を変えても新聞としてのあり方はこれからも変わらないのだと知り、少し安心した。ネット上に投稿するものとなると、少しグレードが下がる感じがして、紙面で情報を提供していた時よりも記事のチェックが簡易的になるのではと思っていたからだ。だが、新聞社はわたしが思っていたより仕事や方針に対してプライドが高く、さらには色々な業界や企業からの信頼も大きいのだと感じ、これはニューメディアにはなかなか手に入れられない、新聞社の勝る点だと思った。

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