令和4年6月20日グローバルリサーチ「新聞ワーク」

普通科グローバルリサーチ(1年生)受講生の初めての授業が行われた。社会問題に関する新聞記事を持参し、お互いに記事の内容を発表し、ディスカッションを行った。生徒は記事について自分の立場を明確にして、発表を行った。次に、新聞学習ふせん「ペタッとSDGs」(朝日新聞社)を用いて、記事内容について各自でSDGsの観点から意見をまとめた。そして、付箋を張りながら白熱した議論をすることができた。次回も同様の活動を進める予定である。

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令和4年6月17日創造基礎A 「SDGsカードゲーム」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(1年)を対象に、「SDGsカードゲーム」というワークショップを行った。これは一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)が開発した教育用ゲームで、講師による講義、班によるカードゲーム、振り返りという3つのパートで構成されているワークショップである。講師として同ダイバーシティ・ファシリテーターの猪口綾奈氏とグローバル教育コーディネーターの大西百合恵氏に来校していただいた。カードゲームは前後半で行われ、前半は経済成長を中心に進められる一方で環境や社会政策が軽視されることで持続不可能な世界が出来上がったが、後半は班の間で協力をしてバランスを重視した政策をとるようになった。SDGsの理解が深まるとともに、“自分事”として行動に反映させていくことの重要性を生徒が考える授業となった。

〈生徒感想〉

この世界には、国の数の分だけ国内の状況に違いがあるためSDGsを達成するには、各国が強みとしている分野は他国に力を貸し、反対に弱みとしている分野は他国から力を借りるといったような”協力体制”が最重要であると感じました。また、「世界は繋がっている」というフレーズが心に響き、この言葉からSGDsに関係のない人は一人もいないんだということを改めて実感させられました。そして人はこんなにも自分のことを優先して行動してしまうのかと驚きました。

以前よりSDGsカードゲームを創造科学科でもやってみたいと思っていたので、今回そのような機会を得ることが出来て良かったです。実際にゲームを行ってみて、とても世界の再現度に近いと感じました。やはり周りのことに目を向けられるのは自分の国(チーム)の状況が安定してからであって、自分の目標が達成されていない内から周囲を気にする余裕はなかなか持てませんでした。しかし、実際にはなかなかその「余裕」を持つことは難しいと思います。余裕のある無しに関わらず、世界全体で幸せになっていくためには、どこかで利益追求を妥協しなければならないのではないかと感じました。 また、マイクを持って前で自分の意見を発表するという行動はあの場に限らず、世界でも行っていくべきだと思いました。

私は問題解決の正解がSDGsにあるとは思っていない。むしろ、たくさんの問題点があると思っている。しかし、世界がひとつの目標に向かって団結する指標になったことは大いに評価すべきだ。あとはこの目標をどうとらえるか。私は、この目標を「骨組み」と表現したい。形はどんなものでもいい。世界中の国民が「自分の国は豊かだ」と思える未来の世界の新しい枠組みのための骨組みである。私は、SDGsは崇高なものではなく、改良できるものであるべきだと思う。政策を進めていく中で出てきた問題点、改善点を見つけ出し、目標を変えたり、追加したりすることが出来てよいと思う。理由は、このような類の目標に正解はないからだ。私はもっとSDGsを自分に身近なものと考え、今必要とされていることは何かそれをどう取り入れていくかを、考えていきたいと思っている。

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令和4年6月15日創造応用Ⅰ(社会科学) 「探究を進める上でのアンケートと実験の注意点」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科6期生(2年)を対象に、「探究を進める上でのアンケートと実験の注意点」というテーマで、神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授の林創氏から講義を受けた。心理実験の事例をもとに、実験者のバイアスを注意することや質問項目について誘導しないよう気を付ける等、具体的に説明していただいた。創造応用Ⅰ(社会科学)では、実験やアンケート、ヒアリング等、さまざまな検証方法をつかって研究をするため、今回重要なポイントを林氏に抑えていただいたことで、今後の研究のイメージをより明確にすることができた。

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令和4年6月14日 理数探究「探究基礎実験-物理①」

本校において、創造科学科7期生(1年生)の生徒(40名)が理数探究の授業で物理分野の探究基礎実験を行った。今回は、「台車を用いた加速度の測定」について自分たちで実験の方法を検討しながら測定を行った。台車の速度を一定に保つことに苦戦しながらもグループごとに工夫をしながら測定を行った。今後、得られたデータをグラフ化して分析し、物体の加速の仕方について考察を深めていく。また、測定条件を変えての測定や、より精度を高めるための実験方法の改善にも取り組んでいく。

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令和4年6月11日グローバルリサーチ「ガイダンス」

本校化学教室において、グローバルリサーチⅠ(1年)15名対象に、授業ガイダンスがおこなわれた。グローバルリサーチの位置付けや授業の流れに説明したあと、名刺を配布し、挨拶や名刺交換の仕方について練習した。

【グローバルリサーチの位置付け】

本校は、本年度から文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定、兵庫県教育委員会より「STEAM教育実践モデル校事業」指定校に選ばれました。グローバルリサーチは、創造科学科に限らず普通科クラスにも探究学習を本格的に実施する授業として、グローカル型教育やSTEAM教育の中核として活動します。

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令和4年6月12日 創造基礎B実践活動「マイクロライブラリー」

大丸須磨店において、創造科学科6期生(2年)の生徒2名が創造基礎Bで1年次から継続している実践活動を行った。

大丸須磨店で実施されている「みょうだに いいことチャレンジ!eGAO(笑顔)でSDGs」のイベントではSDGsに関連する様々なブースが出品されその取り組みが紹介されている。

その中の1つである高木包装の「段ボール加工の可能性」とコラボし、段ボールで作製された本棚を提供していただき、前々日から会場となる大丸須磨店1階でブースの設営を行った。6月12日のイベントでは、司会の芸人の方からインタビューを受け、自分たちの活動内容を来客に紹介した。半年前から、1階から2階に上がる階段と階段ホールに設置されていたマイクロライブラリーをさらに多くの方に広める機会となった。イベント中にも足を止めて本を見ていく方も多くおられた。また、準備の時と比べても置かれている本も入れ替わり、本だけでなく、DVDやCDやカセットテープも置かれており、継続した活動がその場所で浸透していっていることを実感した。6月14日までは1階エスカレーターホールの特設会場で、それ以降は1階と2階の間の階段ホールで継続して実施される。

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令和4年6月6日・6月13日 第2学年「総合的な探究の時間」(ひょうたん)「SDGs付箋を使った新聞ワークショップ」(朝日新聞社主催)

各HR教室において、76回生(2年)が、6月6日と6月13日の月曜6限に、SDGs付箋を使った新聞ワークショップに取り組んだ(計2回)。6月6日には、朝日新聞社CSR部NIE担当の遊佐美恵子先生からオンラインでお話を伺いながらワークショップを実施した。遊佐先生からは、「身近なことを世界とつなげる」をテーマに、SDGs関連の新聞記事から世界とのかかわりを考える手法を学んだ。その後、6月13日のひょうたんでは、遊佐先生に教えていただいた視点をもとに、生徒だけで再度新聞ワークショップを実施した。SDGsの観点で記事を読み、SDGs付箋で思考を見える化することで、多様な意見や考え方を学びつつ、身近なこととつなげていくプロセスを体感した。

 本校の探究活動は地域の課題とSDGsを関連させて行うので、今回のワークショップで学んだ視点をもとに、探究活動を深化させられるのではないかと思われる。

〈生徒の感想〉(一部抜粋)

・新聞記事を用いてSDGsの視点から様々な課題や問題点を発見することが出来て良かったです。多角的・多面的に物事を見ることが大切だと感じました。これからの研究に活かしたいと思いました。

・日本が持続可能な社会になれるかどうかは国民一人一人の生活が直結してくるのだと思った。言うのは簡単だけどそんなことを意識しながら生きている人は少ないと思うからもっと意識付けて行くにはどうして行けば良いか話し合いもしてみたい。

・ある問題の解決策と新しい問題は常に隣り合わせで複雑に絡み合っているから解決するのが難しいのだなと改めて思いました。国際問題を解決するために自国のことを蔑ろにするのも違うし、かといって国際問題に触れようともしないっていうのも間違いだと思うので、まず関心を皆が持つことが大切だなと思います。

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令和4年6月12日創造基礎B 実践活動「ビーサン×はっぴーの家」

長田発祥のビーチサンダル(ビーサン)をテーマに活動している創造科学科6期生(2年)8名が介護付きシェアハウス「はっぴーの家」にてイベントを開催した。ビーサンを活用した奇想天外な遊びを考え、はっぴーの家のスタッフに提案し、実現した。30名ほどの入所者(高齢者)と地域の子どもたちが参加し、大いに盛り上がったイベントとなった。

始めに、ビーサンに思い思いの着色をして自分のビーサンを作った。続いて、「ビーサンスケート」「ビーサンフィッシング」「ビーサン飛ばし」「ビーサン卓球」「ビーサンモルック」を実施した。生徒がルールを伝え、それに沿って競技を楽しんでもらった。最後に挨拶を行いイベントを終えた後、場所を変えてふりかえりを行った。はっぴーの家では「偶然を楽しむ」というスタンスを大事にしていることから、みんなが自由に楽しめたことがよかった一方、イレギュラーに対する対応をどれだけ準備段階で想定できるかの大切さを学ぶこともできた。

なお、イベント開催にあたり、ビーチサンダル50足及び端を加工したおもちゃを株式会社TSUKUMOから提供を受けた。

株式会社TSUKUMO http://tsukumo2013.co.jp/

〈生徒感想〉

今回の反省点としては、グループ内で連絡が取れていなかったことと役割分担ができていなかったことが挙げられます。個々が反省を生かし、これからはしっかり役割分担をして報告をし合えたらいいなと思います。よかったことは、臨機応変に対応ができたことです。結果的には、はっぴーの家の方や子どもたちに楽しんでもらえてよかったです。特に私が今日印象に残っているのは、木下さんというおばあちゃんとここみちゃんという女の子です。木下さんは、冬にはっぴーの家を伺ったときに、昔は卓球がすごい人だったということを聞いていました。そして、ビーサン卓球で木下さんを楽しませてよと前田さんに言われていました。今日木下さんとビーサンを通してたくさんお話をして、卓球を楽しんでいただくことができました。最後には、楽しかったよありがとうと泣いて言われた時は本当に嬉しかったです。ここみちゃんは最初話しかけてみるとすぐに仲良くなることができました。はじめはビーサンに興味があるようには見えませんでしたが、絵や名前を書いてビーサンで遊ぶうちに、だんだんとこっちゃんのサンダル~と言ってよく履くようになってくれました。ここみちゃんが外国人は写真撮る時ピースしないんだよと教えてくれました。また、外国人の子どももいて、何か創造応用のヒントになるのではないかと思ったので、今日までで作った関係をこれからも続けていきたいと思います。今後の基礎Bの活動としては、今日の活動と九十九さんのビーサンのPR、ビーサンの効果などを説明したポスターを作って神戸市のみんなの掲示板に掲載しようと考えています。

本日はっぴーの家のイベントでは外国人の方も数名いらっしゃっていました。そこで、私は外国人の方は写真の時にピースをしないなど、身近な文化の違いを知ることができました。

また、はっぴーの家でラジオ体操をしている時、ラジオ体操がわからない外国人の方にはっぴーの家の方々が、「こんな感じでやってみてー!」「日本の伝統やなんでー!」と言って、外国人の方もラジオ体操に参加できるように取り計らっているのを見て、こういうことがどんなところでも行われていたら外国人の人にとって暮らしやすい社会になるだろうなと思いました。今回のイベントによりはっぴーの家の方々とつながることができたので、この関係を無駄にせず、これからの創造応用の際に、外国人の方にお話を聞かせてもらうなど定期的に行かせていただきたいと思います。

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令和4年6月8日 創造応用I(自然科学)「都市工学分野 オンライン講義」

本校のゆ~かり館において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、大阪大学工学研究科 澤木昌典教授から都市工学の分野説明や研究内容、具体的な研究例についてのオンライン講義を受講した。

本日の講義を聞くまでは、高校の授業にはない都市工学がどのような学問であるかが分からなった生徒も、都市工学の研究が社会に果たす役割や過去の研究内容を聞き、都市における身近な問題の解決や人間が安全・快適に過ごすための工夫など、自分たちが生活する地域を良くするための研究だということを知り、研究のイメージが湧いていた。1年生の創造基礎Bで取り組んだ社会科学の問題を工学的な手法で分析し改善策を提案していくという内容に興味を抱く生徒も多かった。

今後、数学・物理・化学・生物・都市工学の5分野から自分の希望の研究分野を選び、テーマを設定し探究活動を行っていく。

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令和4年6月7日創造基礎B FW「長田神社前商店街」

長田神社前商店街をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)8名が長田神社前商店街振興組合を訪問した。同組合の吉岡理事長と村上氏に対応していただいた。また、長田区まちづくり課から大野氏も参加していただいた。長田神社前商店街で実施されているイベントについて説明を受け、それを受け、生徒から自分たちが考えるイベントのイメージを伝え、助言を得た。今後、アドバイスをもとに企画案を練り直し、再度提案をしていく予定である。

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