令和4年10月22日 創造基礎B実践活動「クイズラリー『古の社』」

長田区の活性化をテーマとして活動している創造科学科7期生(1年)の2班7名が、その活動の一環として企画した、長田神社前商店街とコラボしたクイズラリー『古の社』を実施した。主に小学生以下の子供とその保護者を対象とし、長田神社やその地域にまつわるクイズを商店街のあちこちに配置してクイズラリー形式で商店街を回ってもらい、長田神社やその周辺地域のことを知ってもらい、楽しみながら地域に対する愛着心を高めてもらうことを目的とした。

当日は天候にも恵まれ、多くの子供とその保護者の方がクイズラリーの用紙を片手に商店街を回る姿が見られた。参加してくださった方には、生徒がクイズの答えの確認を行い、結果に応じてくじ引きや駄菓子を提供した。5時間の活動の中で約160人もの方が参加してくださった。

今週末の10/29(土)には、同じく長田神社前商店街の方や地域の方と協力して企画したハロウィンの仮装等を盛り込んだイベントを実施予定である。

カテゴリー: 創造科学科7期生 | 令和4年10月22日 創造基礎B実践活動「クイズラリー『古の社』」 はコメントを受け付けていません

令和4年10月20日創造基礎A 「民事裁判」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(1年)を対象に、「民事裁判」をテーマに生徒自身が講師となってワークショップを実施した。生徒は、本校卒業生に最高裁判所長官を務めた山口繁氏がおり裁判についてもっと身近に感じてほしいこと、教科書には刑事裁判の内容が主に扱われているため、民事裁判の知識もおさえたいという理由から、このテーマを設定した。講師役の生徒は、7月に本校1年生対象に実施された「キャリアサポーターから話を聞く会」において、関西学院大学大学院司法研究科の下村眞美教授の講義に参加し、そこで例示された民事裁判の事例をもとに内容を構成した。当日までに民事裁判の入門書等をもとに理解を深め、当日は財産分与と売買契約が争点になる訴訟のあらましを寸劇で表現し、生徒に所有権が誰にあるのかを考えさせた。担当教員からは、民事裁判に至る前に調停や和解など様々なプロセルがあることや、判決が双方にとって必ずしも納得のいくものではなく、そのために三審制があり審理を深めることも触れた。

カテゴリー: 創造科学科7期生 | 令和4年10月20日創造基礎A 「民事裁判」 はコメントを受け付けていません

令和4年10月19日創造基礎B FW「Nagata pen cafe」打ち合わせ

本校第一STEAM ROOMにて、神鉄長田駅魅力向上をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)5A班の4名が、実践活動「Nagata pen cafe」についてオンラインでうちあわせを行った。神戸電鉄鉄道事業本部技術部の能崎係長と山田氏、神戸市より都市局駅まち推進課の大澤氏、駅活チャレンジャーの上野氏も参加していただいた。生徒から実践活動の実施内容と駅内倉庫の活用3Dイメージ図を説明し、日程や準備について打ち合せを行った。その結果、12月11日(日)神鉄長田駅にてイベント実施が決まった。また、それに先立ち、11月26日(土)の神鉄主催「神戸電鉄粟生線70周年記念サイクルトレイン(ツアー)」にて、ペン習字のイベントを抱き合わせで実施する方向も決まった。

カテゴリー: 創造科学科7期生 | 令和4年10月19日創造基礎B FW「Nagata pen cafe」打ち合わせ はコメントを受け付けていません

令和4年10月16日創造応用Ⅰ「マイクロ・ライブラリー サミット2022」発表

大阪公立大学I-siteなんばにおいて、創造科学科6期生(2年)2名がまちライブラリー・ブックフェスタ・ジャパン2022実行委員会主催「マイクロ・ライブラリー サミット2022」にて研究発表を行った。生徒は会場に集まった聴衆とオンライン参加者に向けて7分間で口頭発表を行い、モデレーターの青野雄介氏(まちL@TENAMUビル)から質問を受け、回答した。大丸須磨店における自給自足型の本棚を用いて、近隣住民により本が循環する仕組みについて生徒は発表し、マイクロ・ライブラリー・アワードを受賞した。全国で実施されているマイクロ・ライブラリーの事例6件と提唱者の一般社団法人まちライブラリーの礒井統充氏の講演を生徒は聞くことができ、今後の研究に大いに参考になった。午後には車座座談会「マイクロ・ライブラリーサミットの10年をふりかえる」にも参加し、これまでの取組みや意義付けに関する討論に加わり、理解を深めた。

発表タイトル:「マイクロライブラリーでつくるまちコミュニティ」

〈生徒感想〉

この度、私たちはマイクロライブラリーサミットに参加させていただきました。高校一年時から活動を続けている大丸須磨店での「マイクロライブラリー」。インターネットでそれに関する活動をしている人が集まって活動報告や交流をするマイクロライブラリーサミットがあることを知り、今回で第10回目になるサミットに参加させていただきました。

マイクロライブラリーとは私的図書を持ち寄りそれを地域の人などが読んだり借りたりする私的図書館のことです。

私たちの発表で始まったサミットは計7つのマイクロライブラリーと今後の在り方などについてお話をお伺いすることができました。会を通して自分たちのマイクロラリブラリーについて、例えば読んだ本についての感想を共有できるようにしたり利用者の中で交流できる機会を作るなど、今後の発展について応用できるものもたくさんありました。今回のサミットを通して沢山の気付きがありましたが特に印象深いのは「管理者不要・無料・自給自足循環型」のものを行なっているのは私たちのものだけだということです。大体マイクロラリブラリーといえば司書さん的な存在が1人もしくはそれ以上いて、月額制にしていて、持ち寄った本ではあるが貸し借りという風にしているので循環ではない、のようなものでした。自分たちはこの活動をする際にインターネットや本でその存在を知ってから始めたわけではなく、やっているうちに見つけて結果的に似たようなものになった、という感じなので多少内容に関して違いはあると思っていましたが、根本的にこんなにも異なるとは思っておらず、驚き更に自分たちのやっていることが成功していることの凄さに改めて気付からせました。凄さと言っても「すごい!」だけで終わっていては意味がないので、なぜ成功しているのか、どうやったら他の場合でも成功するのか、など今回お伺いした他のマイクロライブラリーの例などとも比較しながら考察を深めたいです。

今回のマイクロライブラリーサミットに参加して、私たちの課題のテーマにしている「地域コミュニティの形成」について自分たちが今まで気付かなかった方法や自分たちがほぼ形成の完成へと近づいているマイクロラリブラリーの考察に繋がる情報を得ることができました。

カテゴリー: 創造科学科6期生 | 令和4年10月16日創造応用Ⅰ「マイクロ・ライブラリー サミット2022」発表 はコメントを受け付けていません

令和4年10月12日知事来校「素敵なアサを過ごすためのセミナー@県立兵庫高校」

兵庫県が推進する「HYOGOアサ@プロジェクト」の一環で、兵庫県知事の齋藤元彦氏にご来校いただき、「高校生と知事が考える素敵なアサの過ごし方 素敵なアサを過ごすためのセミナー@県立兵庫高校」が行われました。始めに食堂前に設置された「おしゃべり自販機(ダイドードリンコ株式会社)」のお披露目が行われ、実際に購入し知事のメッセージ音声が流れることを確認しました。次に、同窓会館武陽ゆ~かり館において、生徒会や部活動代表32名の生徒対象に、Lifree株式会社による「素敵なアサを迎えるためのオンラインセミナー」として、夜と朝の習慣改善のポイントについて講義が行われました。続いて、兵庫県健康増進課の諸岡栄養指導班長による「素敵なアサの過ごし方についてトークセッション」で、朝のルーチンワークやそのことによる日中のパフォーマンスなど、知事も生徒と丁寧に対話をしながら理解を深めました。寝るまでの準備や朝の過ごし方により学習効率や部活動の集中に差がでることや具体的な改善方法を知ることができ、生徒は実際に取り入れてみたいと話していました。

カテゴリー: ひょうたん | 令和4年10月12日知事来校「素敵なアサを過ごすためのセミナー@県立兵庫高校」 はコメントを受け付けていません

令和4年10月12日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑥」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での六回目の探究活動を行った。

数学班は前回、神戸大学の稲葉先生からいただいた助言をもとに、研究対象やデータの集め方について検討した。

物理班は大阪大学の下田先生に来校していただき、実験しているなかで様々な指導助言をいただいた。実験方法を検討しながら少しずつ送風による水の温度変化について実験を行った。液状化現象について研究を行っている研究グループは、液状化現象を再現するための模型の作成に取り組んだ。

化学班はこれまでに合成したバイオプラスチックについて、作り方の違いによる形状や硬さにどのような違いがでるのかなど情報を共有し今後の実験計画を立てた並行して容器内にアンモニアを充満させ、アンモニアの濃度がどのように変化するのか、気体検知管を用いた測定方法の検討を行った。

生物班はオンラインで神戸大学の源先生から研究の着地点についてアドバイスをいただきながら今後の研究計画の見直しを行った。今後、観察時間を変えてハトの分部調査を実施し、どのような場所に集まる傾向があるのかを考察していく。

都市工学班はコンパクトシティのメリットを探るために対象地域の路線バスにターゲットを定めた。今後、PCのソフトを活用しながらシミュレーションを行っていく。

カテゴリー: 創造科学科6期生 | 令和4年10月12日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑥」 はコメントを受け付けていません

令和4年10月11日 理数探究「探究活動①」

創造科学科7期生(1年生)の40名が本校において理数探究の授業で1回目の班別探究活動を行った。前回の院生ゼミの後、メールで大学院生の方とやり取りを行い、班内で具体的な実験計画をたてた。それをもとに実験,観察を開始した。

「ヒトの音の違いによるストレスを心拍数で評価する」、「プログラミング言語「Python」を用いた行動パターンの分析」、「植物は踏まれて育つは本当なのか?」各班で設定したテーマに基づいて実験を開始した。「環境DNAを用いた生態系の調査」をテーマにしている班は大学院生の方に採水方法を教わり、実際に学校近隣の新湊川で採水練習を行った。

カテゴリー: 創造科学科7期生 | 令和4年10月11日 理数探究「探究活動①」 はコメントを受け付けていません

令和4年10月6日グローバルリサーチ「神戸市教育委員会へのメニュー提案」

神戸市教育委員会において、「神戸市中学校給食の献立の提案-地球温暖化対策に貢献するために-」をテーマに研究してきた普通科グローバルリサーチ受講生(3年)3名が、メニューの提案を行った。神戸市教育委員会事務局からは学校支援部健康教育課中学校給食係長の大浦富男氏と同指導主事の前澤章起氏、管理栄養士の廣岡天子氏に対応していただき、生徒の提案についてコメントをしていただいた。アレルギー対応するために品目ごとに食材のバリエーションをつけることや、調理の手間、調達先の確保などの課題を指摘された。一方で毎日のメニューに季節や年中行事、産地などの意味づけを持たせることから、SDGsや地球温暖化の観点からメニューを考案することは大いに参考になったと評価していただいた。

カテゴリー: グローバルリサーチ | 令和4年10月6日グローバルリサーチ「神戸市教育委員会へのメニュー提案」 はコメントを受け付けていません

令和4年9月30日創造基礎A「父親の育休があたりまえの世の中をめざして」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科7期生(1年)を対象に、株式会社ワークライフバランスのコンサルタントである山﨑純平氏による「父親の育休があたりまえの世の中をめざして」というテーマで、オンラインで講義を実施した。事前学習で生徒同士で男性の育休取得について是非やその理由、質問事項についてアンケート調査した。山崎氏には、それを受けて今回は講義を構成していただいた。まず、株式会社ワークライフバランスの紹介が行われた。まず男性の育休取得の現状と課題について述べていただき、制度としては世界的に進んでいる日本の男性育休が実際に取得されていない「壁」について解説をしていただいた。それにもとづいて、「日本の男性育休に対する意識をどうすれば変えられるのか?」というテーマで、実際に企業等で実施されている「カエル会議」という手法でワークショップを行った。ワークと生徒発表のあと、株式会社ワークライフバランスによる男性育休の促進に向けた取組みを紹介していただき、課題解決のプロセスについて理解を深めた。

〈生徒の感想〉

今回の講演を通し、男性が育休をとることの重要性というのをとても感じました。男性育休が普及しないことの大きな理由がやはり男性=働くというイメージが染み付いてしまっているから、と考えていましたが、お話を聞きさらにそれを感じました。法改正がされるなど、数々の対策は取られてきていますが、実際現場で変化は見られるのか、私たちが大人になった時どう変わっているのかとても気になります。

男性育休の必要性とは奥さんを支えるためだと思っていたけど、そこから家族愛が生まれて2人目が産まれて少子化対策につながるというのを聞き、今までその視点で考えたことがなかったため驚いた。このように男性育休の必要性を詳しく分かっていない人がまだ多くいるのではないかと思ったため、男性育休のメリットを発信していくことが大切なのではないかと思った。

この授業で日本の育休制度は世界一と言われている事、育休をとることによる収入の変化がほとんどない事、また育休取得を推進する企業が増えている事を知り、支えてくれる、守ってくれる制度や企業があることに安心し育休制度への不安がなくなったから、自分の育休を取得したいと思った。

私は男性育休の取得について事前アンケートでは「どちらともいえない」と回答したが、今回の講義を経て、会社内の育休取得をしやすい雰囲気作りのためにもしてほしいという気持ちが高まった。年単位など長い期間でなくとも、出産後2週間程度の父親の育休によって母親の精神的サポートや育児の手伝いができる分、よりよい夫婦関係も築けるのではないかと思う。

カテゴリー: 創造科学科7期生 | 令和4年9月30日創造基礎A「父親の育休があたりまえの世の中をめざして」 はコメントを受け付けていません

令和4年9月28日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑤」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での五回目の探究活動を行った。

数学班は前回、神戸大学の稲葉先生からいただいた助言をもとに、研究対象やデータの集め方について検討した。

物理班は大阪大学の小田原先生とオンラインで接続し助言をいただきながら、研究の基本となる実験を実際に行い、データの取り方や実験方法の確認を行った。

化学班は作製したバイオプラスチックに消臭機能をもたせるため、バイオプラスチックの改良やその機能の評価方法についての実験を行った。

生物班はハトの分布を調べるための方法について再検討を行い、天候や人間生活によって条件が変化することを感じながら分布調査を行った。

都市工学班は大阪大学の澤木先生からオンラインでの助言をいただきながら都市のコンパクト化のメリットを検証するための方法を検討した。

カテゴリー: 創造科学科6期生 | 令和4年9月28日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑤」 はコメントを受け付けていません