平成27年12月4日創造基礎B 佐用町石井地区「地方創生ワークショップ」1日目

佐用郡佐用町石井にある「ゆう・あい・いしい」において、未来創造コース2期生20名を対象に、石井地区「地方創生ワークショップ」を行いました。放課後に移動し、夕方に宿舎に到着し、夕食を食べました。メニューには鹿メンチカツや団子汁(すいとん)など地元で食べられているものを出してもらいました。1日目の活動は、まず石井地域づくりセンター長の山下祐一氏から石井地区の歴史や現状、地域資源についてお話しを伺いました。それを受けて、①石井地区定住促進とゆう・あい・いしいの活用、②石井三椏和紙の活用、③こんにゃくの活用の3班に分かれました。普段の創造の授業では実現可能性を意識して取り組みますが、今回はKJ法を用いて自由な発想で案を出し合い、地方創生プラン(仮)を作成しました。明日は各班で体験活動を行い、ギリギリ実現可能かつ“大きな”地方創生プランを提案します。以下は生徒の感想です。

私たちの班は「農業や五右衛門風呂で定住化の促進をしよう」というテーマで話し合いました。そのなかでめったに五右衛門風呂とまちおこしは結び付かないということで、五右衛門風呂を重点的に話し合いました。今日のよかった点はテーマが絞れたこと、意見が多く独創性があったことです。それによりあまり「実現可能性」に縛られませんでした。逆に悪かった点はイベントに偏りすぎたこと、定住化の存在が出てこなかったことです。このふりかえりをいかして、もっと話を詰めていけるようにしたいです。

今日のワークショップにて佐用町のこれからについて現実が難しいが「大きい事柄」を提案しました。このワークショップにて、良かった点は、発表するときに班で出していた提案についてより深く考えて具体例を出すことができたことです。良くなかった点は、班で出した意見の数が他の班に比べてとても少なかったことです。明日に向けて今日あった出来事と明日目にする出来事を理解した上でまた新しい提案を考えてみたいです。僕ももっと打開策を練ってみようと思います。

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いつもと違い「実現可能性」を考えずに提案を沢山考えたのでとてもユニークなアイデアが出てきて面白かったです。良かった点は提案がポンポン出たことで、改善すべき点は提案がユニーク過ぎて話が脱線してしまったことです。自分はまだまだ実現性にとらわれて突拍子もない意見が出せませんでした。その点僕の班のメンバーは頭が柔軟で面白い意見を沢山出していました。とてもいい刺激になりました。明日も気合いれて頑張っていこー!

KJ法で実現不可能に近いことでも思いつきで出た案を紙に書いていきましたが、簡単そうに見えてとても難しかったです。今回の課題は佐用町の名品を使って地域の活性化について考えましたが、固定観念にとらわれなかなか「バカ者」になれませんでした。慣れてくるうちにだんだんと楽しくなっていきました。佐用町の人に受けたりとやればやるほどいい案が出てくるようでした。今回はそれぞれの佐用名物についての知識なしに議論しましたが、明日以降の実際体験などで、どこを他の地域の人にアピールするべきか。今回考えた案で良かったのか。難しいと思っていたことが実は簡単だったと気づくこともあるので、明日の体験で政策を考えていきたいです。

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私たちの班は、「こんにゃく1000メートルRUN」「流しこんにゃく」「こんにゃくイルミネーション」の3つの案を出しました。この案のGOODな点は3つとも具体的で、流しこんにゃく以外はオリジナルで高校生らしい斬新な発想から生まれた点です。BADな点はこんにゃくだけだったので案が出にくく偏った内容になった点です。NEXTとして、流しこんにゃくの案が既に行われていたので新しい案を出すかパクリにパクリを組み合わせてオリジナルにしたいと思います。

和紙作りで何が出来るかを考え、和紙で作った灯籠流し、東京五輪の国旗を和紙で作る、川の上に和紙をひいて渡る、などの案がでました。明日の和紙作りを体験して佐用町のことをもっと知ったうえで、これらの案をより深めていこうと思います。今回の話し合いで行ったKJ法は初めての方法だったけれどみんなで意見を出し合ったり検討することでとても楽しく行えたと思います。これからの学習でもKJ法を活用していきたいです。

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