平成27年8月18日創造基礎B FW「空き地活用」

新長田駒ヶ林において、「空き地活用」をテーマに研究を進めている8班が、空き地活用のラフ案を駒ヶ林自治会長に提案しました。ブルーシートで応急措置をしている空地をアート作品として活用する案を考え、自治会長に承諾をいただくために面会をしました。以前よりお世話になっているスタヂオ・カタリストの角野さんとNPO法人芸法の小國さんの助言もいただき、近隣の方に参加してもらうワークショップ形式の計画案を提案しました。自治会長の承諾をいただき、実際にワークショップとして活動するために現場となる空地の確認に行き、活動場所や準備物など実施に必要な準備について検討しました。ブルーシートで覆った部分は足場が不安定であることや釘が刺さった木材など一部危険なところがあったため、参加者の安全を配慮するためにどのようにしたらよいか、事前準備として何を行わなければいけないかなど、9月13日(日)に実施するまでの計画を話し合いました。角野さん、小國さんとの打ち合わせ終了後、実際にワークショップに必要となる材料の購入のために価格などをアグロガーデンにて確認しました。以下は生徒の感想です。

IMG_3152 01 02 03「ブルーシートでアート(案)」についての意見や感想です。「ブルーシートでアート(案)」というのは、雑草が生えないように大きなブルーシートがかぶせられた空き地で、そのブルーシートの青色を背景に、空き地にある大きな石や折れた木などに色を塗って、空き地をアート作品にしよう、というものです。角野さんや小國さんとの話し合いでは、この案を下町芸術祭連携企画とし、「駒ヶ林水族園」を題名に、参加していただく一般の方々にも海(水中)にすむ生き物などを石に水性アクリル塗料を用いて描いてもらうものにするという意見が出て、それに決まりました。作品にストーリーを付けたり、見本となるものをあらかじめ作っておいてもよいそうです。

準備として、次のことを考えました。使う塗料について、塗料は、最初はペンキや絵の具を想定していましたが、芸法の小國さんによると、耐水性にすぐれ5年ぐらいもつ水性アクリル塗料がよいそうです。ただ、石や木に直接塗るので、うまく塗れるか、また発色はどうなるかは実際に試してみないと分かりません。企画を実施するうえで注意すべきことは、まわりが入り組んだ路地で迷いやすいため、企画を実施する空き地がどこにあるのか誰でも分かるようにする。救急セットを用意し、休憩スペースを確保する。ブルーシートの上は不安定なので、ブルーシートに乗れる人数、人の配置に注意する。子供が安全に作業をできる場所を確保する、などです。

この企画は、9月13日を予定しています。前日などに事前準備をおこないます。今のところは9月10日16:00~空き地で準備等をする予定です。

今後考えること、やるべきことは、まず、企画の流れや手順、タイムスケジュール、連携企画のより具体的な内容(開催時間など)や準備物、当日の役割分担を考えてまとめ、角野さんに確認していただき、アドバイスをもらう。次に、用意するものの合計金額を見積り、まとめる。解散後に近くにあるホームセンター アグロガーデンを班の皆で訪れ、使う道具の値段を見てきました。これは費用の見積もりに活かします。

今日のフィールドワークで、今後何をするかの見通しがつきました。話し合いも円滑に進んだと思います。連携企画の本番まであまり時間がなく、準備などで忙しくなることが予想されますが、参加された方々に満足していただけるような、素晴らしいものに仕上げたいです。

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