長田区駒ヶ林地区にあるスタヂオカタリストにおいて、「長田の自然と空き地を地用した活気あるまちづくり」をテーマに研究している8班が、スタヂオカタリストの一級建築士 角野史和氏にお話しを伺いました。住宅密集地の駒ヶ林地区の狭い路地や空き家、空き地が防犯・防災の面で課題をもっていることなどについて教えていただきました。生徒からは空き地を必要としている人はどのような人か、地域とのつながりについて質問がありましたが、地権者や行政との関わりもあり、空き家・空き地の再生は簡単な取り組みではないことがわかりました。その後、スタヂオカタリストが空き家・空き地再生を手がけた「アトリエkoma」や「二葉じぞう広場」をフィールドワークし、最後にコミュニティカフェも訪問しました。以下は生徒の感想です。
住みやすいまちづくりに取り組んでいる駒ヶ林周辺の地域活動や地域のつながり、地域の特徴様子についてお話を伺いました。また、空き地の分布やその問題点、空家の解体などの体験談についてもお話が聞けました。その後、実際に空地活用の場所としてアトリエ駒と二葉じぞう広場(黒板広場)に行きました。空地の問題点、まちなか防災空地制度、路地の利用、若い人たちをどのように呼び込むか、自然利用や路地企画(若い人向け?)について今後考えていきたいと思います。今日のフィールドワークによって、自分たちのやりたいこと、考えがまとまってきました。