長田区名倉町にある「湯あそびひろば ゆぇ~ぶ・なぐら」において、「銭湯で外国人と交流を深めよう」というテーマで研究している2班が神戸市浴場組合連合会長田支部長 民輪祐一氏にお話しを伺いました。近年は自家風呂の普及により銭湯の利用が減り廃業する銭湯が多いこと、外国人には「風呂に浸かる」文化がなく銭湯の魅力が伝わりにくことなどのお話をいただきました。生徒からは利用者の数や層、運営の仕方、集客の工夫などについて質問がありました。この日は休業日であったので、脱衣場や浴槽、ボイラー室も見学させていただき、銭湯の良さや工夫について教えていただきました。以下は生徒の感想です。
お話を聞いて、客の年齢層はバラバラで良いが今後のことも考えて、若者をもっとよびたいとのことでした。その理由は、自家風呂が普及したために幼い頃から銭湯に入るという慣習がないためだそうです。一方で、高齢の方は幼い頃から銭湯に入っていたので、現在も行く人は多いそうです。長田はもともと高齢者が多いので若干、仕方がない面もあると思いました。以上のことから若者を呼ぶには銭湯の良さやすごさをアピールする必要がある。(マイナスイオンや健康についてなど自家風呂にはないこと)今回、外国人客の話はあまり出なかったので次回のフィールドワーク先ではそのことについて聞きたいです。