大阪大学基礎工学部Σホールにおいて、大阪大学大学院国際公共政策研究科主催「第1回国際公共政策コンファレンス―待兼山会議-」が開催されました。本校からは総合科学類型4期生(3年生)の生徒1名が発表者として参加し、最優秀賞をいただきました。
18日は立命館大学国際関係学部 宮口貴彰准教授による「国際的な問題の現状および展望とグローバル社会におけるキャリアビジョン」という演題で基調講演が行われた後、午後から全国から参加した12の高校が4つの分野に分かれ口頭発表会が行われました。本校生徒は「グローバル化するリスクと国際平和」の分科会に参加し、見事予選を通過しました。最後に交流会が行われ、論文作成でご指導いただいた大阪大学の竹内俊隆教授にもお会いし、研究テーマについて議論を交わしました。以下は分科会で予選を勝ち抜いた代表4チームの論題です。
立教新座高校「西アフリカ地域における教育課題とその解決」
兵庫高校「安全保障理事会と拒否権」
城東高校「ムスリムとの共生を目指して:ヨーロッパから日本の未来を考える」
茨城高校「日本と世界の水環境」
19日前半は、分科会の代表4チームが口頭発表を行いました。本校生徒もさすがに緊張していましたが、前日の発表の質問を受けて修正を加え発表に臨んだので、質疑応答を含め自分のペースで進めることができました。午後から薮中三十二氏(大阪大学法学部国際公共政策研究科特任教授)、大谷順子氏(大阪大学人間科学研究科)、前川貴恵氏(独立行政法人国際協力機構)、小島千佳さん(大阪大学法学部国際公共政策研究科4年)をパネリストに「世界で働くために必要なこと」というテーマでパネルディスカッションが行われました。本校生徒は1年時に薮中氏に講義を受けたので、今回再会でき、研究成果を見ていただくことができました。審査結果では見事、最優秀賞をいただきました。