平成27年3月22日第2回シティスンシップミーティング参加(2日目)

立教大学池袋キャンパスにおいて、J-CEF(日本シティズンシップ教育フォーラム)主催「第2回シティズンシップ教育ミーティング」にコースの生徒6名が参加しました。2日目は午前中を使って、生徒の実践発表が行われました。3名ずつ2班に分かれ、20分発表20分質疑応答で展開しました。本校未来創造コースの活動に多くの方が興味を持っていただき、会場も講堂に移され、発表することになりました。緊張もしましたが、堂々と発表・質疑応答ができました。午後は分科会で、「10代の参加が社会を動かす」というテーマで高校生教育再生会議代表の森野宇宙死とYEC「若者エンパワメント委員会」メンバーの鈴木杏佳氏をゲストに討議が行われました。以下は生徒の感想です。

IMG_4525 IMG_4539 IMG_4566 IMG_4575

昨日の雰囲気だと、リラックスして、発表中も楽しんで自分のやってきた活動を伝えれたらいいなと思っていました。ですが、やはり急遽会場が大きいところとなると、出番が近づくにつれ、緊張でじっとしておくのが大変でした。最終確認の時に先生に、パワーポイントを見ながら思ったことを言えるようになったらいいと言われたことを思い出し、自分は「今回の発表で、緊張しているなかでも上手に落ち着いて喋れるようになりたい」、そんな想いがあったから参加したと思い、原稿は本番持って行きませんでした。途中で少し、言葉につまる場面もありましたが、今までの発表の中では、一番落ち着いて、ゆっくりと、相手の表情を見ながら発表はできました。それから、分科会では、私たちと同じ高校生や中学生のとディスカッションをする中で、「人は絶対に自分とは全く同じ意見であるということはないのだから、相手の肯定的な意見、否定的な意見、すべてをまずは聞いて、その意見をどういう風に処理あるいは捉えていくのか、が大事だよね」といった共感を得ることが出来ました。今日は昨日よりもどんどん大人の方に名刺を交換してもらい、貴重なお話を聞かせてもらえたり、分科会のときに、手を挙げて質問をしたり、本当にこの2日間は自分でもびっくりするくらい、積極的に喋りに行けたなぁと思います。

どうせなら3階ホールで発表したかったなぁと思っていたら、急遽入れ替わってラッキーだった。発表も概ね成功して良かった。時間はオーバーしてしまったが。お昼は立命館宇治の杉浦先生らと一緒にそばを食べた。学校教育のお話しなどをした。また、理系でも文系的な考え方をできると良いということもおっしゃっていた。その後、第3分科会に参加した。中高生がボランティアや18歳選挙権に向けて活動していたり団体を作っていたりというのを聞いて刺激を受けた。ディスカッションで森野さんとお話しして、兵庫ではまだ活動がないと言うと…逆にチャンスだ、新たに開拓すればメディア等も取り上げてくれて、大きく注目される、と言っていた。クロージングでも新しい人とお話しできた。名刺交換は合計14人とできた。

IMG_4592 IMG_4626 IMG_4644 IMG_4649

今日印象に残っていることは、自分たちの発表と、同年代の方々の発表についてです。自分たちの発表では、リハーサル通り、順調に進み、質疑応答も用意していた内容だったので難なくこなすことができました。終わった後も、皆さんから「よかったよ!」などといったお褒めの言葉をいただくことができて頑張った甲斐があったなと思いました。 同年代の方々の発表では、プレゼンテーション能力の高さに驚かされました。年上の方はもちろん、中学生のプレゼンテーション能力の高さには本当に驚きました。また、自分の意見もしっかりと言えていて、私も見習わないといけないなと思いました。

地方公務員から東京大学の教授、学生さん、出版社の編集者、さらには私たち高校生が参加した二日間の会議でした。大人から子供まで、男性や女性も同じように発言をして、まるでフォーラム全体が小さな社会のようだ感じました。1日目であまりにも高度な討論をしていることにおどろき、2日目には同じ学生さんが自分よりも大きな問題に全力で取り組んでいることに圧倒されました。なによりも参加者が楽しみを感じながらやっていました。私は考えの整理がつかず、少し混乱していた部分もあります。この48時間は少し頭を使いすぎました。社会貢献で生きる力とは、自分では到底真似できないような真剣さに加え、結果が出るまで考え続けることだと言うことが、この二日間を通しての最大の学びだったと思います。

今日一番印象に残っているのは、僕達と同じくらいの年齢の人が、僕達よりもはるかに大きな課題に対して全力を出し一定の成果をあげていたということです。僕達の活動もまだまだ先があることを知りました。また昼ごはんは立命館宇治高校の杉浦先生とご一緒させていただき、どうすれば学校教育の中にうまくシティズンシップを取り入れることができるか、互いの意見をぶつけ合うことができました。この二日間、難しい問題に対し真剣に考えたので脳の疲労感がすごいです。しかし、本当の勉強とはこういうことを言うんだと思いました。正直まだ頭の中で整理がついていないので、後日自分なりにしっかり考えたいと思います。

カテゴリー: 未来創造コース1期生   パーマリンク

コメントは受け付けていません。