平成27年3月21日第2回シティズンシップミーティング参加(1日目)

立教大学池袋キャンパスにおいて、J-CEF(日本シティズンシップ教育フォーラム)主催第2回シティズンシップ教育ミーティングが開催され、コースの生徒6名が参加しました。1日目は「シティズンシップ教育を進める上で何を大切にすべきか」というテーマで、東京大学大学院教育学研究科教授の小玉重夫氏と学習院大学文学部教育学科教授の長沼豊氏による基調講演が行われ、グループでテーマについて討議が行われました。本校生徒は各テーブルのホスト役を担い、積極的に発言して注目を集めました。夕方からの交流会にも参加し、生徒は大学や高校関係者や行政、NPO関係者からも声を掛けられ、さまざまなお話をすることができました。以下は生徒の感想です。

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今日一番感じたことは、意外と大人の会話についていけるなということです。もちろんめっちゃ難しいところはわからなかったけれど、テーブルでのディスカッションでも一年間の経験の引き出しがあるので会話に入って行くことができました。一番印象に残っているのは西野さんです。生徒会活動の支援活動をやっておられるそうで、高校生でも入りやすい話に持っていっていただけたのでありがたかったです。

大人も協力してくれて議論もしっかりできたし全体の前で発表もできた。懇親会もたくさんの人とお話しできた。高校生を好意的に捉えてもらえていると大いに感じた。今日は長野県庁の竹内さんと茨城大学院生の鈴木さんや東大の院生の田中さん、松村さんとたくさんお話しできた。

夜の交流会までに、たくさんの方々から名刺をいただくことができ、本当に良かったと思います。長野県職員の竹内さんには、創造の活動で情報を提供してくれると約束してくれました。細川さんからは、シティズンシップについてのメルマガをいただこうと思います。大人たちはしっかりとした自分の考えを持っているのに、自分はまだまだ、これからだな、頑張らなきゃなと思う一心です。私たちには「未来創造コース」という大人たちの関心をかき立てるカギがありました。そのおかげで、自分をしっかりアピールできたと思うし、何よりも繋がりを作って協力関係が築けたのがいちばん良かったと思います。

長沼先生のお話の中で、「課題認識+民主的な合意形成+問題解決+実行と検証+連帯感と達成感という過程が、一番重要である。」とおっしゃられていました。自分たちの行っている活動を振り返ってみたとき、見事にこの過程にそられてあるのだなと実感しました。そして、今の日本の教育は、「学力、学力!」となっていて、時間がないと言われているなかで、自分たちの活動を行われていることは、大変貴重な体験ができるコースだと、入って1年になりますが、もう一度再確認することができました。また、たくさんの貴重なお話を聞きましたが、地域とつながることがいかに大切であるかということ、そして学力は世界水準であり、生徒会も行事もある日本の学校というのは優秀で、私たちのこういった活動は、大人の方から見ても感心される活動であったのだということを、ひしひしと感じました。

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ホスト役になることで不安もありましたが、自分の一回りも二回りも上の参加者の方に、話し合ったことや自分の見解を伝えられたので、貴重な体験になりました。また、高校生が名刺を持つことで、学校を代表して活動しているという意識や責任を無意識的に持つことができているのではないかという話を聞き、確かにその通りだと思いました。正直、今日までシティズンシップ教育についての理解はほとんど無かったに等しいと思うのですが、色々な方のお話を聞くことで、実体験を交えて、高校生の視点から話し合うことができたと思います。

私のテーブルでは、中学校の社会の先生を目指している大学院生と市民協働センターというところで働いている方がいました。お二人ともすごく自分の考えをはっきりとお話しされていて、私たちにも分かりやすい質問、説明をしてくださいました。お二人のおかげでシティズンシップ教育の意味が分かったと言っても過言ではありません。このお二人以外にも様々な方々と交流することができたので、今回はすごく新鮮で参加して良かったと思いました。

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