平成27年3月22日第3回こうべ東灘・多文化共生シンポジウム参加

東灘区民センターにおいて、「第3回こうべ東灘・多文化共生シンポジウム」が開催され、コースから1名参加しました。多文化共生センターひょうごのインターンをされている大学院生の方から地域での子育て現状調査報告が、スタッフの方から外国人が活用できる日本の社会保障制度について説明がありました。その後、神戸在住の外国人住民と支援をされているこうべ子供にこにこ会の方から神戸のまちの子育てと支援の現状と課題についてトークセッションが行われました。最後には参加者同士の意見交換会が行われました。発表者の方と意見交換を行い、あらためて地域での多文化共生のあり方を考えることができました。以下は生徒の感想です。(個人情報保護のため撮影不可)

日本で子育てをする外国人は、仕事が多忙で日本語を学ぶ時間をとるのは困難だそうです。生活の中で日本語を学ぶことはできても、日本語教室にはなかなか通えないそうです。日本国籍を持っている、または日本に3年以上住んでいる(条件を満たさない人は、手紙を翻訳してくれるサービスを受けられる)、でも日本語が読めない人がいて、まして漢字なんてなかなか読めないそうです。個々の住民に即した制度に改善していくべきだと思います。

外国人の子供は、親の母国語をListening はできますが、Speaking はできないそうです。それがなぜか気になります。

アジア系の人はシャイで、南米系の人は楽しそうなイベントには積極的に出てくるなど、国民性の違いは大きく影響するそうです。南米系の人は悩みをすぐに打ち明けてくれるが、アジア系の人に関しては、その辺りは少し気を使うそうです。また、イベントや講習会を開く際に、なかなか出てこない外国人を、上手に呼び込む必要もあるそう。そこは難しいところだなあと思います。

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