令和2年11月22日 第10.1回長田区・高校生鉄人化まつり

新長田若松公園鉄人広場において、KOBE鉄人PROJECT主催「第10.1回長田区・高校生鉄人化まつり」が開催された。このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した創造科学科の前身である総合科学類型1期生の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場として実施されるようになったものだ。本校創造科学科4期生(2年)4名と育英高校の生徒会、神戸野田高校の生徒会とで実行委員会を組織し、企画、運営を行ってきた。

3月に実施予定だった「第10回長田区・高校生鉄人化まつり」は、新型コロナウィルス感染拡大にともなう休校措置により中止となった。その後、鉄人広場に「鉄人スクエア」が設置され、その活用募集に本校創造科学4期生が応募し、企画が採用された。

今回は実行委員長を神戸野田高校と本校生徒が共同で担うことになった。テーマは、第10回を引き継ぎ「RE:鉄人とつくるキセキ」だ。本校からは、書道部、ギターアンサンブル部、吹奏楽部が出演した。天候に恵まれ。プログラムのすべてを実施することができた。

神戸新聞NEXT「高校生が書道やダンス披露 神戸・長田「鉄人化まつり」〈外部リンク〉

〈生徒感想〉

今日1日を一言で表すなら、あっという間だった。楽しい時間は早く過ぎる、というものだろうか。準備した期間が長かったためだろうか。今思い返せば第10.1回の企画を考え出したのは7月ごろだった。私たち実行委員は夏休み中、ずっと鉄人化まつりのことを考えていたと言っても過言ではないと思う。部活の前後にパソコン室にこもって議論を続けた。話し合いも一進一退で思うように進まないことが多かった。やっとの思いで企画書を完成し、10月に第10.1回鉄人化まつり実行委員を組織した。私は実行委員長となり、会議の司会を務めた。会議には兵庫高校だけではなく、育英高校、神戸野田高校も参加した。皆でどのようにすれば成功に近づくか沢山話し合い、会議が終わるのはいつも遅かった。会議で話し合えなかった部分は宿題とし、各校で割り振った。皆、鉄人化まつりを成功させるために必死だった。私はまつり前日までずっと不安な事が2つあった。1つ目は天気だ。この祭りは今までとは違い、雨天中止であった。雨が降れば今までの準備は全て水の泡になってしまう。毎日天気予報をチェックしていた。もう1つは感染の拡大時期だ。第10回が中止になった理由でもあり、いつ緊急事態宣言が発令されるか分からないという恐怖があった。今回の祭りでは無事晴れて、実施する事ができ、本当に嬉しかった。例年までの鉄人化まつりとは一味違う祭りだった。先輩から繋いでいる鉄人化まつりを違う形で無事開催する事ができたのは、先述したような実行委員の頑張りと、先生方の補助、様々な部活動の協力があってこそだと思う。感謝の気持ちでいっぱいだ。また、後輩にもこれからこの祭りも参考にしながら新しい祭りを作っていってほしいと思う。

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