令和2年1月26日神戸ベトナム人協会主催 テトの集い

メリケンパークで開催されたテトの集いに外国人労働者に関する問題を研究している普通科グローバルリサーチⅡ受講生(2年)2名がテトの集いに参加し、その参加者にインタビューしました。多くの参加者に驚くとともに、様々な背景を持った多くの職種の方にお話を聞くことができ、研究を進めるのに有意義なフィールドワークとなりました。

(生徒の感想)

ベトナムの方達に初めて実際に会って話を聞くことができて、すごく刺激を受けた。海外の方にインタビューを初めてして最初は緊張したけれど快く答えてくれる方達が多く、とても助かった。インタビューをした人の中には日本にきてまだ3ヶ月の人がいて、それでも頑張って応えようとしてくれたのが嬉しかったし、まだ少ししか日本にいないのに私達と会話が出来ることは凄いと思った。この集まりに来ていた人達で日本語で会話をしている人達がいた事に驚いた。また、インタビューする中で、ベトナムの方達は年齢を聞くとすんなりは答えてくれなかったり、質問をしても具体的なことを自分からは話してくれなかったり少し日本人と違うところも感じることが出来た。日本に来たきっかけを聞くと、アニメや漫画と答える人も少なくはなくて、日本のこの文化が世界に広まっていることを改めて実感した。今回とても貴重な経験をすることが出来たのでしっかり研究に活かせるように頑張りたい。 

  ベトナム人の方々と話すのは、ベトナム研修以来で、ちゃんとやさしい日本語を話すことができるか、アンケートに答えてもらえるのか、とても不安な気持ちで向かったフィールドワークでした。でも、実際に会場で話しかけてみると、全く嫌がる素振りもせず、質問に、答えてくださってとても驚きました。初めはやはり、やさしい日本語が上手く使えず、「え、どういうこと?」と言われてしまうことが多く、難しいなぁとおもいながらアンケートをしていたけど、この言葉が難しいんだなと、いろいろコツを掴んできて最後にはしっかりとやさしい日本語が使えたと思います。 私は日本についてたくさんの不満があると思っていたけど、アンケートを行った結果、どのベトナム人からも不満はないという結果になり、予想と大きく違いました。この違いは、日本で報道されているニュースなどによって外国人労働者にはトラブルがあるという固定概念がしっかりつけられてしまっているからこそ感じた違いだと私は思います。 だから、このような外国人労働者についての考え方を少しでも変えることが出来るように課題と考察を論文をまとめながら考えて行けたらなと思います。 新しい発見がたくさんできたこのフィールドワークが出来てとても良かったです。

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