平成26年6月22日フェスタ・ジュニナ参加

海外移住と文化の交流センターで開催された「第16回フェスタ ジュニナ」に、「外国人が暮らしやすい環境をつくるために」のテーマに取り組んでいる8班が行ってきました。フェスタ・ジュニナは「6月祭」という意味で、ダンスやゲームを楽しみながら収穫を祝うお祭りです。先日本校でのワークショップでお世話になった松原ルマさんにも出会いました(ルマさんのお母さんの松原マリナ氏が「関西ブラジル人コミュニティCBK」の理事長です)。生徒はブラジル料理やダンスを楽しんだあと、来場された在日ブラジル人・日系ブラジル人の方々にブラジルと日本の文化や労働環境・教育環境の違いについて質問しました。また、兵庫県ユニセフ協会の福谷真知子氏から主に教育についてお話を聞き、2年前にブラジルから来日した中学3年生の生徒にもお話を聞くことができました。生徒はブラジルから喜んで日本に来ていると思っていたようですが、「ブラジルにいれば学力をいかして大学に行くことを夢見ていたが、日本に来て言葉の壁にぶつかって、それも難しくなった」という話を聞き、複雑な事情に困惑していました。それでも高校進学に向けて日本史や国語を一生懸命勉強している姿をみて、逆に励まされる思いでした。

カテゴリー: 未来創造コース1期生   パーマリンク

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