甲南大学ポートアイランドキャンパス、ニチイ学館ポートアイランドセンター、理化学研究所計算科学研究センターの3会場において、第11回サイエンスフェア in 兵庫が開催され、本校創造科学科2期生(2年)の理系選択者28名が発表者として、創造科学科3期生の理系選択者21名が来年を見据えた見学者として参加した。サイエンスフェア in 兵庫とは、兵庫県内において自然科学の研究活動を実践している学校が一同に集い、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)校を中心に企画された大型イベントである。9月から実践してきた探究活動の内容を主体的にプレゼンテーションし、多くの高校生をはじめ、高校や大学の先生、さらには専門家からいろいろな指摘やアドバイスをいただき、改めて自分たちで進めてきた研究について振り返ることができた。他校の研究から学ぶべき点も多く、同じ県内の高校生が内容の深い研究を知り、互いに議論する姿も見られた。1年生は来年発表者として参加するイメージをつかめ、先輩の発表にも刺激を受けた。また、多くの企業や大学のプレゼンテーションもあり、いろいろな世代で交流を深めながら、自然科学の研究を楽しく味わうことができ、非常に有意義な1日になった。
<本校生の発表テーマ>
(物理班)”μ’のない世界。” ~動き出したら止まらない~
千里の道も”歩き方”から
(化学班)泥を用いたゼロ円燃料電池の開発
(生物班)ミドリゾウリムシの生存率を上げるには ~CO2培養濃度から~
(数学班)身近な疑問を統計学で解決
「ミュージックビデオの再生回数と曲の売り上げの関係」
「健康な食品を見分けるための特徴」
「速く泳ぐためには ~呼吸数とタイムについての関連性~」
(都市工学班)平成最後のムクドリの研究 ~野生動物との街での共存~
Animation View ~アニメから見るわたしたちのまち~