平成28年11月6日 グローバルリサーチⅡ「高大連携課題研究合同発表会 in 京都大学」

京都大学 百周年時計台記念館において、グローバルリサーチⅡ受講生のうち10名が、平成28年度高大連携課題研究合同発表会に参加しました。このうちの7名は、ベトナム研修の事後研究として、「ベトナム産漢方薬の生理活性に関する研究 ~原材料との比較~」というタイトルで、1分プレゼンとポスター発表を行いました。

この発表会では高校生によるポスター発表以外にも、京都大学の助教による記念講演や高校生、大学生、大学の先生と研究内容について話し合うグループ討議が行われました。

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<生徒の感想>

他校の実験や研究は、普段使っているものに疑問を持ってそこから研究していたりなど様々なテーマがあったし、説明やポスターの中での色々な考えが見えて勉強になりました。普段の生活でのことに疑問を投げかけていくのは新しい発見にもつながるし面白いなと感じました。グループ討論の時に、学術的には上手く出来ているけど、もっと高校生らしい考えを入れ込んで行った方がいいとアドバイスを頂いたので、今後の研究に繋げていきたいと思いました。

私が一番印象に残ったのは、最後のグループ討議です。自分のグループ(C4)のテーマは、一緒に討議したC5のグループのテーマとは一見違うように見えたけれど、追求してみると共通するところがたくさんあることが分かり、今までと違う視点で見ることができました。特に、「相手国の発展・未来はどう考えるのか。日本が移民を積極的に受け入れたり企業進出することで発展を阻害してはいないか。」という問いはこれまで問われたこともなかったし考えつかなかったので、本当に参加してよかったと感じました。これまではティラワに進出する側の利点や利益にしか注目してなかったけれど、日本とミャンマーの政府が共同で工業団地を開発したのはミャンマーの発展も目的の1つだから、その考えも必要だと初めて分かりました。他の発表を聞いていても、二面的、多面的に調べている発表は説得力があったので、これから意識していきたいです。

今日の高大連携課題研究合同発表会で、県下の他の高校の研究についてのプレゼンを聴き、自分達の研究とは全く違う分野の内容に触れることで新たな興味が生まれて良かったと思う。英語でのプレゼンをしている班があったり、醤油についての研究など面白い研究が多かった。また、内容が面白いだけでなく、プレゼンの仕方やポスターの書き方が興味を誘う班なども多く見られ、難しい内容や結果を淡々と説明するのではなく、どこに疑問や興味を持ったかなどを聴く人に共感してもらえるように話すことが大切だと思った。今日の発表会に行ったことで、漢方薬の研究だけでなく、GRでしている都市開発についての研究をもっとわかりやすく聴き手の興味を誘うような内容にし、内容を深めていきたいと感じた。

 

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