生産ビジネス科1年生は、科目「農業と環境」の中で、トウモロコシの栽培を行いました。その時に、生育したトウモロコシの大きさにばらつきがみられたことに疑問をもったM君。土にその秘密が隠れているのではないかと発想し、2学期のハクサイ栽培時に「定植後の土壌」「追肥後の土壌」「収穫後の土壌」をサンプリングして、土壌分析を行いました。
「クラスメイトと同じ畑に植え付けたのに、自分のトウモロコシだけ生育が悪かった。要因は日光や風や土など、いろいろ思いついたけれど、まずは「土」について調べてみた。結果をふまえて考察するのが楽しみ。」と目を輝かせるM君。農業経験が浅くても、データ化すると指標が見えてくる。サンプリングチューブに土を入れ見通しをたてて実験していく。分析の基礎学習に取り組む一年生たちです。