今日は江原河畔劇場さんの協力を得て、コミュニケーションワークショップを行いました。江原河畔劇場の俳優さんたちに来ていただき、2時間程度、ゲームや演劇を活用して楽しい時間を過ごしました。
最初はじゃんけん。3回連続で勝った人から座っていくゲームから。たかがジャンケンとあなどるなかれ。こんなに盛り上がるなんて!
次に拍手まわし。円になってスタートの人からパンと手を叩いた人のほうへ拍手を回していくだけです。右に行くか左に行くか分かりません。戻ってくることもあります。みんな拍手がどっちに行くのかじっと期待して!?見ています。だんだん上手になってくるとスムーズに回ってくるようになってきました。そのうちに右か左だけでなく、油断している人とか正面にいる人にまで飛んできました。
次にバースデーラインと言って、誕生日の基準になる人を基準に参加している人を誕生日順に並ぶゲームです。誕生日を聞かないと誕生日順にできないので、いろんな人に誕生日を尋ねないといけません。だから対話(コミュニケーション)が生まれます。これも盛り上がりました。単純なゲームですがコミュニケーションが生まれ楽しいですね。
ここからは今日のメインです。ジェスチャーゲームです。まずは江原河畔劇場のみなさんに見本を見せてもらいました。テーマを決めて言葉を使わずジェスチャーだけで何を表現しているか見ている人に伝えます。簡単な劇ですね。テーマは「すもう」でした。さすがプロうまいですね。
今度は生徒の番です。グループに分かれて行いました。アシスタントの方に入ってもらって、自分たちで何を表現したいか考えて友だちと相談しながら表現しました。サッカーやシンデレラ、公園、どろぼう、警察などグループごとに表現しました。
生徒たちは驚くほど表現力豊かに表現してくれました。生徒たちの意外な一面が見られたり、その表現力に驚きました。なかなかの役者ぶりでした!ここからは発表会の写真です。子どもたちの表情にも注目ください。
とても良かったのはジェスチャーの劇だけでなく、グループで自分のしたいことだけを主張するのではなく、友達の意見を聞いたり気持ちを考えたりしながら、他者と折り合いをつけながら表現できたことです。大切な力ですね。1月29日は高等部でも実施します。