今日は江原河畔劇場の方によるコミュニケーション・ワークショップ。前回の中学部に引き続いてのワークショップ。内容的には概ね同じなのですが様子を見ながら、さらにバージョンアップ。周囲の友達に気を配ったり、見ている人に伝えたいことやでき上がりの全体像を意識したりさすが高校生です。先生たちはひたすら見守り。いつもなら「先生、どうしたらいいの?わからへん」と助けを求めそうな場面も、ファシリテーターのお姉さんやお兄さん、友達と一緒に対話を進める中で、自分は何をしたらいいのかや何を表現したいかを自分の頭で考えて行動している姿がとても印象的でした。終始笑顔に溢れたワークショップでした。先生たちもいつもと違う生徒の一面を見ることができ新しい気づきもありました。
筆者は同じ内容のワークショップを地域の青年から高齢者の方まで多様な年齢構成の方たちと受講したことがあります。生徒たちが今日体験したワークショップを見ていて感じたのが、老いも若きも、障害があるとかないとか関係なく、受講している人の表情が同じであったこと。お互いの気持ちや感情をすり合わせながらコミュニケーションをとる楽しさを感じられたからなのかもしれません。じんわりと効いてくるワークショップでした。江原河畔劇場の皆さん、今日は本当にありがとうございました。
※写真が時系列で表示されません。雰囲気をお楽しみください。