今日は防災体験プログラムを行いました。今回で9回目になります。最初は地域の防災士会の方に防災について教えてもらったり保護者の方に非常食(既製品)を作ってもらって試食するようなところから始めて今年は16ブースになりました。全部で14の企業や団体、市役所、コミュニティスクールやPTAの協力を得て、体験を中心にした学びを行いました。コロナ前の良さ(企業や専門家の活用)とコロナ禍で培った良さ(地域や保護者の皆さんの協力)を融合した防災体験プログラムになりました。今年は新年早々に起こった能登半島地震で当地も実際に揺れたり、津波警報も出たので参加するほうも協力いただいた皆さんも高い意識で参加されていたように思います。
午前中は「体験プログラム」でした。今年のブースは次のとおり。
① 災害におけるドローンの役割 ② 消火器のしくみ ③ 火を消そう!水消火器体験
④ アウトドア防災、足湯体験 ⑤ 土嚢体験 ⑥ AED体験 ⑦ ハザードマップ、防災グッズ ⑧ 煙体験 ⑨ お湯ポチャクッキング ⑩ 明日に生きる・防災マップ ⑪ 波と洪水の高さ ⑫ 電気自動車を活用した防災 ⑬ DOPAS(パステル)で絵を描こう
⑭ 災害時のトイレを知ろう!⑮ ヘルメットなどの防災用品をさわろう ⑯ 地震に強い家について知ろう
子どもたちは自分の興味関心に応じて体験をとおして防災について学びました。本校の防災体験プログラムは子どもたちだけでなく、大人も含めた全員の学びの場です。感想を聞くと「めっちゃ面白い」という感想を言う子もいる一方で、やはり先日地震が起こったことを踏まえて防災について考えてみたいと言う子もいました。
給食は生徒が考えた炊き出しメニューです。この日に向けて教わったことを活かしてメニューを考えました。食べているときに感想を聞くと「ぼくたちが考えた!サイコー!」とのことでした。そのとおりボリュームも栄養もたっぷりのメニューでした。おいしかったです。PTAの皆さんはあえてエアコンも電気も消して食べてみました。
午後からはPTA防災研修会です。「安全にすっきり暮らす ~防災×整理収納・備蓄~」をテーマに整理収納アドバイザー・防災士の笹田奈美子さんを講師にお迎えしてお話を聞きました。整理収納の手順と合わせて安全に暮らすために大切なことを教わりました。
ご協力いただいたみなさん本当にありがとうございました。今日はたくさんの学びがあったと思います。やってみよう!考えてみようと思うところからでいいので、どうやったら今より安全に暮らせるようになるか考えていきましょう!