クロスオーバープログラム
平成28年12月20日(火)
12月20日(火)、1年生理数科の生徒を対象に、クロスオーバープログラムを実施しました。
この取組は、教科の連携のもとにある一つのテーマについて考えることで、生徒の多角的な視点を育み、現代社会の諸問題について主体的に考える姿勢の育成を図るものです。この取組は今年で5年目になります。
今回のテーマは「代理母」です。生徒たちは保健・英語・現代社会の3つの教科からの多角的な視点のもと、代理母について考えました。
1校時 保健「代理母とは何か」
妊娠の仕組みと家族計画、代理母出産の方法について学び、今回のテーマである代理母についての知識を習得しました。
2校時 英語「海外の代理母について」
2校時は、世界の代理母出産の事例について英語で学び、グループに分かれ、その事例をまとめました。生徒たちは英語で書かれた事例に真剣に取り組み、本校のSSH事業が目指す「国際性」を高めることができました。
3校時 現代社会「代理母の現状と課題について」
代理母の実例について、倫理的な問題、法律についての問題など、様々な観点から考え、自分の意見を構築し、グループ討議を行うことで自らの思考を深めました。
生徒たちは、代理母という問題が自分たちにも関わることとしてとらえ、真剣に議論を重ね、自分なりの意見を発表することができました。今回の経験を生かし、他の現代社会の諸問題にも多角的な視点を持ち、自らの思考を深めようとすることを期待しています。
1校時目の保健の様子です 2校時目の英語の様子です
3校時目の現代社会の様子です