探究推進部 佐藤佳代
三条市立大学の泉丙完先生によるデータサイエンス分野大学出張講義「AIによる産業革命」を受けました。AIによる第四次産業革命により技術革新が進むことは確実であり、それはどういうことかを知り、自分たちはどのように生きていくかを考える機会になりました。講義内容では、今後消えると予想される職業、出てくるであろう問題点などのお話は怖い反面、それを制御するのも活用するのも人間であるという内容であり、未来への期待も大きくなりました。「協調フィルタリングを使った新たなビジネスへの提案」の課題に対して生徒たちは、「推し」「美容」など高校生らしい軟らかな発想が次々に出てくることに大学教授も驚いていらっしゃいました。国立情報学研究所教授「AIに仕事を奪われる」という意見、対する孫正義ソフトバンク社長の「新しく生まれる仕事もあり、確実にAI化社会はやってくる」という対談をもとに、自分たちの未来を考える内容もありました。教授から投げかけられた質問に対して、本校生徒の意見は「自分たちの世代は探究という授業もあり、(従来の知識の吸収だけではなく)考えることをやってきている。(クリエイティブな仕事が求められる)AI社会において対応できる。」というものでした。頼もしい。
また、今回の講義中に何度も質問を投げかけられましたが、途切れることなく次々に質問や考えを述べる姿にも成長を感じました。
