みなさんこんにちは。今回はあおが担当します。11月16日・17日(土・日)に東北大学サイエンスツアーが行われました。参加したのは2学年理数科の生徒です。
16日の午前6時半に豊岡を出発し、仙台にある東北大学の青葉山キャンパスに到着したのは14時半ごろでした。新神戸駅からはすべて新幹線に乗車し、片道約8時間の長旅です。途中、東海道新幹線にて富士山を見ようと思っていたのですが、ちょうど富士山を通過しているときに眠ってしまい、見ることができませんでした...
東北大学に到着し、講義を受けた後に、実験開始となりました。実験の内容は「色が変わる分子集合体の作成」です。東北大学工学部の実験室にて、大学生のアシスタントさんに手伝ってもらいながら紫外線を当てると無色から青色に変化する溶液の作成を行いました。紫外線を当てるだけできれいな青色になる様子はとても不思議でした。
1日目の実験が終了し、仙台駅で夕食をとりました。夕食は、出発前から楽しみにしていた宮城名物の牛タンです。お肉が分厚いのに柔らかく、とてもおいしかったです。
2日目の実験は1日目の実験を踏まえて、色が変化する溶液にさらなる刺激を与えたらどうなるのか、各班に分かれてそれぞれが別々に刺激を与える実験を行いました。中にはハンマーを取り出してサンプルを叩く班もありびっくりです。今度は条件が揃うと溶液の色が赤色に変わります。結局新幹線の時間ギリギリまで実験を行い東北大学を後にしました。
今回の研修でとても興味深い実験を行うことができ、生徒たちも大満足でした。研修にご協力いただいた東北大学の皆様には感謝申し上げます。今回の研修が生徒たちの進路選択のヒントになればいいと思います。
※追記 帰りの新幹線では夕日を浴びて赤く輝く富士山が見れました!