12月11日、地域の交流事業として、苦楽園小学校での『出前授業』を行いました。
今年度は、保育士や教員を将来の進路に見据える、本校2年生のメンバー15名が集まり、4年生児童の皆さんを対象に、理科の授業を行いました。
本番に向けて7月より準備を進め、期末考査後からの数日間は放課後に集まり、教育実習さながらの猛特訓をしました。
コロナ禍で、なかなか一つのものを創り上げるという経験ができなかった生徒もいたかもしれません。辛い思いもあったと思いますがグループで力を合わせ、ようやく本番を迎えました。
当日は児童とのふれ合いの時間として、授業前の昼休みからお邪魔し、グラウンドへダッシュする小学生を追いかけて一緒にドッジボールをしました。
授業では、それぞれのグループで工夫してクイズやゲームのアイスブレイクを行いました。自己紹介の『ジャイアンのモノマネ』は大受けでしたね!
理科の実験はでは、小学生のみんなが興味津々に身を乗り出して見ていました!
声の出し方のこと、褒め方のこと、実験道具の差し出し方、目線の高さ、間の取り方、他にも色々なことを身に着けてきました。当日は思うようにできなかったことも沢山あると思いますが、小学生のみんなが目を輝かせながら受け答えしてくれたことと、最後に笑顔で(自己紹介のニックネームを大声で呼びながら)駆け寄ってきてくれたことで、辛かった思いも吹っ飛んだのではないでしょうか。今回の経験が、それぞれの進路に作用する大事な契機になったことと思います。
最後になりましたが、お世話になった苦楽園小学校の皆さん、本当にありがとうございました。