北高 校長室から 245 桂米朝事務所による落語

【写真は、許可を得てから後日追加して掲載します】

本日11月18日(水)は、「芸術鑑賞会」の日でした。株式会社 米朝事務所より、5名の落語家の皆さまに来ていただきました。

例年の「芸術鑑賞会」は神戸文化会館で実施していますが、コロナのため、ホールの定員が半分になりました。そうすると、北高生全員が入れなくなり、やむなく北高体育館での実施となりました。

結果から言うと、神戸文化会館とは雰囲気は違いますが、北高の体育館で鑑賞しても、十分に楽しめたと思います。

しかし、体育館に全校生を長い時間入れてしまうのはよくありません。そこで、「1・2年生」と「3年生・保護者」の2グループに分けて実施しました。従って、桂一門の皆さまには、同じ講演を2回していただかなくてはなりませんでした。会場とあわせて、柔軟な対応をしていただき、本当にありがとうございました。

1回目の講演は3・4時間目に、2回目の講演は5・6時間目に行いました。どちらの講演も約80分間で、次の内容でした。

桂 歌之助さんと桂 米輝さんによる落語解説
落語の基本、小話やそばを食べる表現のしかたなど。続いては、代表生徒と教員による実演。
桂 そうばさんによる落語
桂 まん我さんによる落語
桂 まん我さんは、唐櫃台のご出身(唐櫃小学校~唐櫃中学校をご卒業)です。
桂 米紫さんによる落語

昨年の神戸文化会館での芸術鑑賞会のときと同じように、今日の北高生もとっても素直な反応で、随所で大きな/小さな笑いが起こっていました。ホントに「良い観客」だと思いながら見ていました。微笑ましい生徒たちです。

講演されている方にとっては、とても「やりやすかった」のではないかと思いますが、午後の3年生のときは、午前中より少し低調でした。最高学年(一番年上)だから? それとも、昼食の直後だったから?(笑)

さて、よく考えてみれば、私自身は寄席などには行ったことはなく、これまでの人生で直に落語を鑑賞したのは、今日と同じような場でのみだと思います。けれども、今日改めて感じたのは、どこで鑑賞しようが「本物は良い」ということですね。

鍛錬された芸術に触れる機会は、やはり貴重で重要ですね。米朝事務所の皆さま、本日はありがとうございました!

【写真は、許可を得てから後日追加して掲載します】

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥