北高 校長室から 122 神戸電鉄による授業

今日の7時間目(1年生の「総合的な探求」の時間)に、神戸電鉄よりお越しいただき、授業をしていただきました。

生徒たちに示したこの授業の目的は、次の通りです。
■「地域住民の足」である神戸電鉄から見た、北区における少子高齢社会の現状について講義をしていただき、高校生による地域活性化策を生み出す。
■地域活性化策については、1年生の現代社会の授業内で考え、提案する。

今日のこの授業は、「単発」の「講演会」等ではなく、「総合的な探究」の年間指導計画の中に位置づけられた、継続性のあるものなのです。

1年生全5クラス対象なので、普通教室では行えず、寒い体育館が会場です。
しかし、上の最後の写真、巨大石油ファンヒーターこと温風機4台のお陰で、かなり暖かくなります。
27回生の皆さん、(卒業記念品)ありがとうございます。

授業の具体的な流れですが、今日の授業を受け、次には「現代社会」の授業で、生徒たちは、「神鉄収益アップ作戦/神鉄を利用した地域活性化策」を考案します。

そして、できあがったプランの発表(プレゼン)をします。
最後に、それらの完成作品(具体的なプラン)は、神戸電鉄に手渡されます。

ひょっとして、本当に採用されるプランが出るかも知れません。

さて、神戸電鉄株式会社 経営企画部長の松本さんのお話ですが、興味深い神鉄の歴史、神戸市の人口の推移と神鉄の経営、神鉄で実施されている事業等、多岐にわたるものでした。

個人的には、神鉄の歴史や北区の人口推移については、特に興味深く拝聴しました。
生徒たちも授業の一環なので、メモを取りながら聞いている者が多くいました。

上の最後の2枚の写真のとおり、最後には、生徒代表がお礼を述べて終了しました。

話が前後しますが、(正確な数字は調べたことはないのですが)北高の全校生徒の9割以上が神鉄の乗って通学しています。
神戸北高校にとって、「神鉄」は、切っても切れない深いつながりがあるのです。

今後、神鉄と北高の双方が win-win となるような(死語ですね・笑)プロジェクトを始められればと願っています。

■本日のこの授業、神戸新聞から取材に来られました。
2月14日の朝刊に載りました

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥