文理探究科1年(42回生)がJICA関西を訪問しました。
5月22日(木)、中間考査最終日テスト終了後、文理探究科1年生34名はJICA関西(神戸市中央区)に向けて出発しました。現地到着後、まずエスニックランチで腹ごしらえ。初めての東南アジア料理、特にマレーシアの肉料理「チキンチョップ」が美味しかったようで、「ピリ辛で美味しい!」との声が聞こえてきました。昼食後は館内の施設を自由に見学。観覧室には、JICAのSDGsの取り組みを紹介する展示や、地球規模の課題について体験的に理解できる仕掛けが多くありました。民族衣装の着用を体験できるコーナーでは、世界各国の帽子や衣装を着て服装の違いから文化の違いを楽しみながら学ぶこともできました。
約30分の施設見学後、職員の方からJICAの活動内容、発展途上国への支援の在り方などの説明を聞きました。続いて、実際に青年海外協力隊の一員としてタイの聾学校で活動された方の講演を聴きました。日本の聾学校との教育環境の違いを学びました。また、東日本大震災の際には、タイのスラム街で約100万円もの募金が集まったことやLGBTQなどの話題で、タイの方の器の大きさに驚きを隠せていない様子でした。このJICA訪問を通して、国際協力に興味を示した生徒も多く、進路の選択肢の1つになったようです。



