令和3年8月25日グローバルリサーチFW「ベトナム夢KOBE」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、在日ベトナム人向けの医療手続きの簡略化について、ベトナム夢KOBE代表のズオン・ゴック・ディエップ氏からオンラインでお話を伺った。生徒は主に次の質問を行い、回答を得た。1)ベトナム人からの病院に受信する際の相談内容、2)神戸市内での外国人受け入れ実績のある病院、3)受け入れる病院側の反応。生徒はベトナム人が手続き面での不便さ感じているのではないかと仮定していましたが、診断における医師の専門用語が理解できなかったり、そもそも重症化しなければ医療機関にかからないことなどがわかった。

〈生徒感想〉

私たちが考えた指差しカードのサンプルについて次のようなアドバイスをいただいた。ローマ字の発音とベトナム語の発音が似ているのでわかりやすい。イラストが入っていたのでわかりやすい。漢字がある程度わかるベトナム人の方は、漢字も表記していた方が、わからない単語でも意味が予想できる。紙媒体だけでなく、電子媒体も用意する。以上の4点のアドバイスを今後取り入れて改良したいと思います。また、答えて頂いた質問の答えから導き出された課題として、質問5の答えから、日本人とベトナム人との抗生物質への認識及び使い方に差異が見られまし。また、病院に行ってかかりつけ医を作ってもらうためには、「時間の制限」や「面倒さ」を解決することが必要だということです。実際に話をきくことで、沢山のことがわかったので、研究をより精度の高いものにするためにとても有意義な時間となりました。

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令和3年8月24日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) 事後学習

 第1学年希望者55名が「夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修)」の事後学習として、医療分野・データサイエンス分野・ロボット分野でそれぞれ学んできたことを、パワーポイントにまとめて、発表会を行った。全14班が第1・2STEAM ROOMの2部屋に分かれ、これまで学んできたことをそれ以外の分野を学んだ班に向けて発表した。最新の機器を紹介したり、専門用語をかみ砕いて説明したり、何を見聞きして何を学んだか一生懸命に話す姿が多く見られた。各班で焦点を当てた個所が異なり、それぞれの発表を楽しむことができた。また、核となる部分やちょっとした接点ですべての分野が繋がっていることを感じさせてくれたよい発表会となった。

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令和3年8月21日灘高模擬国連練習会

オンラインにて、創造科学科6期生(1年)2名が 灘高等学校ディベート部主催の模擬国連練習会に参加した。議場は国連総会第1委員会(DISEC)、議題は核軍縮で、言語は英(日)/日/英 (公式/非公式/決議)(全日本大会と同じ、ただし公式発言で日本語の使用も認める場合がある)である。国割りはシングルデリゲート、会議形式は全日本高校模擬国連大会の議事進行に則ることとした。

〈生徒感想〉

今回は灘模擬国連に参加させていただきました。右も左も分からないような状態の参加だったのですが、議長さんが日本語で詳しいルールについて教えてくださったり他国の大使さんが説明してくださったりして模擬国連の流れをひととおり知ることができました。

今日の会議の中で今の自分に足りていないと思った所は事前のリサーチです。他の国の大使さん達は自分の国以外のことも大まかに理解していて会議全体の流れを掴めていました。私は自分の国についての少ない情報しか持っていけていなかったのでもっと綿密に準備すべきだと考えました。そして、今回の会議で一番大切だと思ったのは人と人との繋がりです。やはり国連は自分の国の国益だけでなく世界の話し合いなのでコミュニケーションを自らとっていくことの重要性を目の当たりにしました。私がfomal speechを終えたあとにアメリカ大使さんが「nice speech!」とメモで送ってくださってすごく嬉しかったです。こうやって各国の大使さんがお互いに歩みよってよりよい文章を作っていくのはとても興味深いと思いました。私は今回受け身になってしまった部分が多かったと思うので積極的に会議に参加していきます。反省点も含め、実りの多い会議となったと思います。本当にありがとうございました。

模擬国連灘会議ではたくさんの学びがありました。まず、タイムマネジメントの大切さです。私たちはWPが時間内に提出できませんでした。DRもギリギリに出したため文がおかしいところが多く受理されませんでした。自分がやらないと!となりすぎて変な方向に突っ走る人や、逆に全く話さず影を消す人もいたことが原因だと思います。だから、話し合いの進め方も自分が自分がとなるのではなく周りと合わせて進むことが大事だと思いました。しかし、積極的になることも大事なのでそこの具合は難しいと思いました。そしてあらかじめ自分の方向性を決めて準備しておくことが大切だと思いました。WP制作時に他の大使は元々用意していた条文*を貼り付けていました。私も本番ではしっかり用意していこうと思います。今後はもっと大使になりきって国益と国際益を考えていこうと思います。自国や他国の事情も調べていきたいです。今回の灘会議では模擬国連の流れを掴め、課題点がわかったのでとても有意義な時間になりました。

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令和3年8月10日 東京未来フロンティアツアー代替研修「第3回事前学習」

本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)12名と創造科学科5期生(2年)15名が東京未来フロンティアツアーの代替研修の第3回事前学習を実施した。

今回の事前学習では、「アジア開発銀行」、「国連UNHCR協会」、「アジア経済研究所」、「日本アセアンセンター」、「川崎重工」、「物質・材料研究機構」、「JAXA」について班別で各機関がどのような事業を行っているのかをまとめ、その際に出てきた疑問をまとめた。どの機関もHPを見ても内容が難しく、全て英語で書かれたHPもあり、苦戦していたが、わからないところを皆で意見を出し合いながら活発に議論をしながらまとめていく様子が印象的であった。

思いを込めてまとめた内容や疑問を当日、各機関に向けて発表を行う予定です。

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令和3年8月5日BAAC模擬国連交流会

創造科学科5期生(2年)の生徒一名が、BRIDGE Across Asia Conference(アジア太平洋高校模擬国連大会)のオンライン交流会に参加した。この大会は日本の生徒がモンゴル・韓国・タイ・インドの生徒とペアを組み、オンラインで行われる。国・地域の垣根を越えた学びあいと交流を通して、多様性に富んだ社会で活躍できる次世代の人材の発掘と育成に貢献していくことが目的である。本校生徒は書類とプレゼン動画による選考により日本代表生徒の一人に選ばれ、インド代表の高校生とペアを組んでシンガポール大使として模擬国連に参加する。今回はオンラインで開会式とペアの交流を行った。

〈生徒感想〉 午前中には他の日本人の参加者との座談会があり、午後からはインド、モンゴル、韓国、タイ、日本の生徒が全員集まりプログラムの説明を受けました。参加者のバックグラウンドは様々で、考え方も多様でした。刺激的な体験で今後の活動への期待が高まったのですが、同時に不安も芽生えました。今まで自分の強みだった英語力がBAACでは当たり前、そして周りの人に比べると少し劣っていることを実感したからです。ペア交流の時にも、相手の早口に圧倒され思うように喋れませんでした。不安とともに幕開けたBAACですが、自分にとって大きな挑戦であることは応募時から分かっていました。成長の機会にするためにもさまざまな人とコミュニケーションをとってい きたいです。

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令和3年7月30日 東京未来フロンティアツアー代替研修「第2回事前学習」

本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)12名と創造科学科5期生(2年)17名が8月21日、22日に神戸市内で実施される東京未来フロンティアツアーの代替研修の事前学習を実施した。今回、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大により、東京に研修に行くことができず、神戸市内で代替研修を実施することになった。そのような状況においても、より深い学びができるよう、生徒主体で事前学習を計画、実施した。

今回は、オンライン研修をうける「統計数理研究所」と「量子科学技術研究開発機構」について各自で調べた各機関の研究内容、取り組み、実践例などを出し合い、それが自分たちの生活にどのような影響をもたらすのかをディスカッションした。この中で出てきた考えや疑問は研修時に各機関に向けて発表を行います。オンライン研修ですが受け身にならないように自分たちからも相手に考えをぶつけていこうとする前向きな姿が見られた。

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令和3年7月29日グローバルリサーチFW「長田消防団」

 長田消防団第一分団詰所において、グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、消防団及び女性消防団員について、神戸市長田消防団長の赤木氏はじめ、長田区で初めて女性団員となった第一分団部長の楯川氏、神戸市消防局長田消防署消防防災課消防第2係長の岡氏など8名からお話を伺った。生徒は次の質問を行い、回答を得た。1)消防団の人数、年齢層(消防団全体と女性)、2)消防団の人数が足りているのか、3)仕事内容や男女での役割分担、4)本業や家事の両立ができるのか、5)地域との信頼関係やコロナの流行での変化。また、ヒアリングのあとに、消防団が管理しているポンプを見学させていただいた。

〈生徒感想〉

消防団員の数は地方と都市部に大きな違いがあり、少子高齢化などで地方の方が若い男の人が少なく困っているイメージだったが、消防署の方がすぐにこれず、消防団が消火活動をする機会が多いのでむしろ若い男の人が多いということが分かり、新たな発見でした。事前にも調べていましたが、消防団は消防組織法に基づき全国の各市町村に設置されている組織のことで、消防団の組織や定員は、市町村の条例よって定められていました。神戸市は、市全体の消防団員の定数を将来的には見直し、状況に応じた定員改正を行う計画のようです。定員に対する割合を高めなければならないことが分かり、長田区消防団では入団促進検討プロジェクトチームを立ち上げ、現在では充足率90%以上を維持しています。しかし、男性が区外へ仕事に行くので数字上の人数は足りているが、昼間の時間は足りていないという現象がおきてしまいます。そのため、年齢層、性別、職種の消防団で偏りがないほうが矛盾が少なくなると思うし、ただ単に人数を増やせばよいというものではないということを知りました。

私たちは、人数を増やす取り組みをしようと思っていましたが、人数の問題はそこまで問題ではないと感じました。そのため、どこに視点をおき直すのか話し合って決めなければならないですが、私としては、女性消防団の人数を増やすよりも有事の時や昼間のときに女性消防団員の方とどのように協力して避難をするかということの方が大切だと感じました。

次に、女性の人数は少ないだろうと予想していましたが、やはり消防団員のなかでは女性の割合が低く、男性の割合が高いことが分かりました。一方で、消防団に女性は必要とされている事が分かりました。専業主婦の女性なら昼間にもその地域にいることが多いこと、また、男性より女性の方が住民の方からの安心感があり住民と消防団を繋ぐ大切な役割をしているからです。また、女性が消防団に入るには子供がいつでも預けられる環境、夫の理解など様々なことが必要だと分かりました。女性は労働基準法で守られているため現場での活動には一定の制限があることから、主な活動内容としては、広報や情報の収集、また昼間に地域にいることから学校での平日訓練など行っていることが分かりました。男性と女性でそれぞれ出来ること、得意なことが違うので効率の良い仕事分担が出来るんだと思いました。

最後に、消防団は地域のヒーロー的存在であり、地域で何か起こったら消防団の人なら知っている、消防団の人なら動いてくれているだろうと思われる存在であることを知りました。消防団に入るのは誰でもいいわけではなく、地域の人からの信頼があってこそだということです。また、消防団の一番の強みは地域密着型であるということも知りました。地域の人にとってより身近な存在になれるように救命体操や防災ソングなどを作ったりと、色々な活動を積極的にされていました。

このような事から、消防団は日頃から地域の為に沢山の仕事をされていることが分かりました。住民が安全に生活を送れるのも消防団の方々のおかげであり、消防団があってこその地域だとつくづく感じました。今回、実際にフィールドワークに行ってお話を伺いましたが、とは言っても消防団についてまだ少しの事しかしらないので、これからも調査を重ねて行きたいと思いました。

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令和3年7月21日創造応用FW「神戸駒ヶ林×アーティスト プロジェクト」

駒ヶ林地区の古民家再生喫茶店「初駒」において、創造科学科5期生(2年)3名が、駒ヶ林地区での古民家のリノベーションについて、まちづくりコンサルタントの(有)スタヂオカタリスト代表取締役の松原永季氏からお話を伺った。生徒は1年生の創造基礎の活動で駒ヶ林にアーティストを呼び込む活動として、動画やホームページを作成する活動を行った。2年生では、それらの作品をさらにブラッシュアップし、実際に活用してもらえるよう実践活動を続けている。今回は10年以上駒ヶ林地区のまちづくりに関わっている松原氏から、駒ヶ林地区の良さや、古民家再生の事例、アート活動が始まった経緯などについてヒアリングを行った。

生徒作成HP「神戸駒ヶ林×Art」

https://sites.google.com/view/komagabayashixart/home?authuser=0

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令和3年7月17日創造基礎実践活動「がまっち展示」

北野工房のまちにあるマッチハウス「マッチ棒」において、創造科学科4期生(3年)5名と5期生(2年)1名が、がま口財布型マッチケース「がまっち」の展示を行った。生徒はがまっち作成の経緯説明のポスターや冊子、ポップを持参し、店の入り口に配置した。生徒は訪れたお客さんに説明して、がまっちの反応を聞いたりした。この展示は、9月5日まで実施予定である。

北野工房のまち「学生さんが作成したマッチとがま口のマッチング『がまっち』展示中!」kitanokoubou.jp/macchibou_gamacchi2021

写真

〈生徒感想〉

今日は北野工房のまち、マッチ棒にて展示開始準備を行いました。ポスターの掲示や北野工房HPのための取材などをし、2時間ほどで終了しました。私たちは、1年生の終わり頃からコロナによる自粛期間に入り、活動が完全に止まってしまったためにモチベーションが底をつき始め、正直がまっちが完成して展示できるというビジョンが見えていませんでした。それでも、日頃から様々な支援をして下さっている神戸まちづくり研究所の古川さんを始め、様々な人たちのおかげで今展示することができています。本当に感謝しかありません。今回のマッチ棒さんでの展示は、今までの活動の集大成のようでとても感慨深く感じています。私たちの想いの乗ったがまっちを通して、1人でも多くの人にマッチとがま口財布の良さが伝わればと思います。

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令和3年7月13日グローバルリサーチ「ひょうたん発表会」

本校コモンホールと講堂エントランスにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(3年)が、各班の研究テーマについてポスター発表を実施した。2年生からテーマ設定、フィールドワークや文献調査、実験等を行い、それらをもとに考察を行ってきた。ポスターとともに論文も作成し、今回の発表がそれらの集大成となった。グローバルリサーチ受講生(2年)が中心に聴衆となり、発表を聞き、質問をした。最後に、講堂にて大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門の金泓槿特任助教から講評をいただいた。今後は、研究報告書と活動報告書を作成し、グローバルリサーチのまとめを行う予定である。

〈生徒発表テーマ〉

1班「移動の制限と外国人労働者」

2班「初動対応における日英感染症対策の比較」

3班「神戸市の児童虐待に関する三つの課題とSNSを活用した相談場所の提供」

4班「男性の育児参加のための仕事代行 -「ヴィカリエ」制度の提案-」

5班「“成長都市”福岡と比較したこれからの神戸の課題」

6班「西神中央地区におけるテレワーク推進 -職住近接型の働き方の提案-」

7班「淡河に学ぶまちづくり講座 -市街化調整区域での移住・教育・観光を軸に-」

8班「神戸に置ける竹害の実態と対策 -竹の需要増加で生態系を守る-」

9班「日本における地熱発電の現状と提案 -日本有数の名湯有馬温泉での新たな試み-」

10班「日本の技能実習制度の改革 -韓国の雇用許可制を参考に-」

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