令和3年9月18日「日経SDGsフォーラム高校生SDGsコンテスト」

創造科学科5期生(2年)3名が、日本経済新聞社主催「日経SDGsフォーラム高校生SDGsコンテスト」の決勝大会に、オンラインで出場した。全国から56校の応募があり、本校は決勝校の10校に選ばれ、発表した。生徒は1年生の創造基礎の活動で駒ヶ林にアーティストを呼び込む活動として、動画やホームページを作成する「神戸駒ヶ林×アーティスト プロジェクト」という活動を行った。その成果をもとに今回発表を行った。質疑応答では、日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリストの村上芽氏から質問を受けた。惜しくも受賞することはできなかったが、他校の活動を知ることもでき、今後の研究にも役立つものとなった。

日経SDGsフォーラム 高校生SDGsコンテストHP

https://career-edu.nikkeihr.co.jp/category01/sdgscontest/

生徒作成HP「神戸駒ヶ林×Art」

https://sites.google.com/view/komagabayashixart/home?authuser=0

〈生徒感想〉

私たちは日経SDGsフォーラム高校生SDGsコンテスト決勝大会に出演しました。メンバー同士でお互いに協力し合いながら、実際に空き家仲介を行っているまちづくりコンサルタントの方にお話を伺うなど、自分たちが研究している「空き家問題の解決に向け、アーティストの力を借りてパートナーシップによる地域活性化」という内容を深め、大会に臨むことができました。残念ながら、賞として結果に残すことはできませんでしたが、自分の発表だけでなく他校のレベルの高い研究も知ることができ、大変貴重な経験となりました。

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令和3年9月15日 創造応用IS「探究活動②」

創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの探究活動の2回目を行った。

数学分野では、神戸大学の先生から統計学の講義を受け、知識や理解を深めながら研究テーマの決定に向けて活動を行った。

物理分野では、大阪大学の先生、院生の方からアドバイスを受けながら研究テーマの絞り込みを行った。

化学分野では、前回出し合ったテーマの中で具体的にどのような研究を行うのかを検討した。それぞれの興味・関心を実際に研究としてどのように形にしていくのかを神戸大学の先生にアドバイスをいただきながら話し合った。

生物分野では、前回に出し合った研究テーマについて研究目的や実験方法などを明確にして実際にどのような実験をしていくのかを神戸大学の先生のご指導のもと考えた。

都市工学分野では、身近な都市である三宮における公共施設の配置についてなど、研究内容の具体的な案を出し合い、大阪大学の先生のアドバイスのもと検討した。

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令和3年9月8日 創造応用IS「探究活動①」

創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、自分たちで設定した研究テーマについて研究していく探究活動を開始した。

第1回目となる今回は各々が考えてきた研究テーマ、研究内容を出し合い、そのテーマについてお互いに意見を出し合って議論を行った。実際に研究として成り立つのか、実験が行えるのか、研究にどのような科学的視点を盛り込んでいくのか、など多角的な視点から意見を出し合った。そのうえで大学の先生方から助言をいただきながらテーマの絞り込みを行った。今後、絞り込んだテーマをより具体的にどのような実験で何を調べていくのか掘り下げていき研究テーマを決めて実験を行っていく予定である。

今年度は、主に                                                                                     ・数学分野:神戸大学 稲葉 太一 先生

・物理分野:大阪大学 小田原 厚子 先生                   

・化学分野:神戸大学 秋本 誠志 先生                   

・生物分野:神戸大学 源 利文 先生                    

・都市工学分野:大阪大学 澤木 昌典 先生                 

に各分野でご指導、ご助言をいただきながら研究を進めていく。

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令和3年9月7日創造基礎B FW長田区役所

長田区役所において、獅子ヶ池をテーマに活動している創造科学科6期生(1年)2班の生徒8名長田区まちづくり課協働推進担当の吉田係長と坂元氏と打ち合わせを行った。生徒はインスタグラムを使って写真コンテストを実施することを提案し、詳細について今後調整していくことになった。

〈生徒の感想〉

今回は、写真コンテストの開催、インスタグラムの開設について話し合いました。写真コンテストについては景品のことなどについて詰めが甘かったため、再度私たちで話し合うことになりました。インスタグラムの開設については、先行して実行できるように、どこで誰がどんな風にチェックするか、苦情があったときにどのように対応するかなどのルールをまとめたものを長田区区役所に次回、ペーパーで提出することになりました。今のところ、5日に1回、月に6回投稿する予定ですが、頻度が高すぎるのではないかというご意見をいただきました。投稿する写真について、長田区区役所にあるものも使わせていただけることになりました。また、長田区役所の公式アカウントを運用する際に気をつけていることなどを教えていただきました。その他、Googleformを使った獅子が池についてのアンケート結果や、私たちが獅子が池で撮ったきれいな写真をお見せしました。長田区区役所にお願いしたいこととして、私たち6期生の卒業後、インスタグラムのアカウントを獅子が池の活動に関わっている大学生に引き継いでいただきたいことと、写真コンテストの開催宣伝や優秀な作品を長田区の広報誌に載せることをお伝えしたところ、どちらも前向きに考えていただけるということでした。今後の展望として、インスタグラムの開設に向けた準備と、写真コンテストの詳細の話し合いを進めていきます。

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令和3年8月30日創造基礎B FW駒ヶ林地区

 駒ヶ林地区活性化の仕掛けや提案などに取り組む創造科学科6期生(1年)5班の生徒3名が「創造基礎B」の授業の一環として、駒ヶ林地区を訪れた。前回のフィールドワークに引き続き、まちづくり推進担当の杉山係長に案内をしてもらいながら空き地の様子を確認した。自治会の方にもお話をしていただき、以前に本校生が関わって活動した空き地の現状も確認した。今後、この空き地を対象に活動を進めていく予定である。

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令和3年8月29日グローバルリサーチ「WKCフォーラム打ち合わせ」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)主催「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」における発表者、及び宣言作成者に選ばれた。今回はキックオフミーティングとして、WKCの寺本氏から趣旨説明と今後の流れについて説明があった。本校生徒は「学校と生徒のメンタルヘルス」をテーマに研究を進め、同じテーマの県立姫路西高校の生徒と一緒に説明を受けた。今後はメンターである大阪大学医学部医学科の学生からサポートを受けながら活動を行う予定である。

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令和3年8月24日 東京未来フロンティアツアー代替研修 「2日目」

東京未来フロンティアツアーの代替研修の2日目は、3つの班に分かれ自分の興味関心がある機関、団体の研修を受ける選択制で実施した。

A班はまず、アジア開発銀行の駐日代表児玉浩美氏から「アジア開発銀行の取り組み」というテーマで講義を受けた。次に国連UNHCR協会の天沼耕平氏から「UNHCRの難民支援」について生徒の質問をもとにディスカッションを行い、インターンで参加していた学生とも議論をすることができた。最後にアジア経済研究所の長峯ゆりか氏から同研究所の紹介と研究者の荒神衣美氏から「ベトナム南部の農村内における調査について」の講義を受けた。

B班は、はじめに日本ASEANセンター広報官の宮内智子氏から「ASEAN、及び加盟国について」の講義を受け、マレーシア人のスタッフとも英語で交流した。続いて、セーブ・ザ・チルドレンの大阪事務所マネージャーの伊藤愛氏から「子どもの課題に関する日本と海外の現状」について生徒とディスカッションしながら講義をしていただいた。最後に、川崎重工株式会社の小熊氏、合田氏、小野氏から「社会課題に対するロボットの貢献」というテーマで講義を受け、これらの内容に加え、水素活用についても議論した。

C班は、物質・材料研究機構の理事谷広太氏から「日本の研究開発における財政事情」というテーマで科学立国のベースとなる財政について講義を受けた。続けて、フェローの魚崎浩平氏から「世界のエネルギー利用の変遷と現状について講義を受けた。午後は電子顕微鏡解析ステーションナノ構造解析グループリーダーの竹口雅樹氏から「電子顕微鏡の仕組みとその利用の講義、固体NMRグループ主幹研究員の端健二郎氏から「NMR(核磁気共鳴)の原理と開発」の講義を受けた。実地で体験予定であった「スーパークリーンルームでの電池作成」、「電子顕微鏡の見学」、「研究材料の作成現場や強度測定」について、職員の方が体験をライブ配信してくださった。

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令和3年8月23日 東京未来フロンティアツアー代替研修 「1日目」

アリストンホテル神戸において、本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)11名と創造科学科5期生(2年)15名を対象に、「東京未来フロンティアツアーの代替研修」を実施した。新型コロナウイルス感染症の影響で、東京での実施を変更し、オンラインでの研修実施となった。講義を聞くだけではなく、事前学習のまとめを発表し、あらかじめ質問を講師と共有したうえで講義を受け、講義後も活発な質疑応答ができた研修となった。

午前は統計数理研究所(統数研)の講義を受けた。まず、宮里義彦副所長より統数研の概要紹介をしていただいた。次にデータ科学研究系計量科学グループの船渡川伊久子准教授から「医学・健康科学における統計」についての講義を受けた。

午後は量子科学技術研究開発機構(QST)の講義を受けた。はじめに理事の木村直人氏からQSTの概要説明を受けたあと、物理工学部長の白井敏之氏から「重粒子線がん治療」についての講義を全員で受けた。続いて2班に分かれ、分子イメージング治療診断部長の東達也氏から「分子イメージング診断治療研究」について、被ばく医療部医長の西條広人氏から「被ばく医療研究」についての講義を受けた。

夕食後、兵庫高校の卒業生で東京を拠点に活躍されている東京武陽会の方との交流会を行った。現在行っている探究活動の内容を報告し、それに対するアドバイスや指導をいただいた。また、先輩方の高校時代の体験談を聞くなど、非常に盛り上がり有意義な時間を過した。

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令和3年8月25日グローバルリサーチFW「ベトナム夢KOBE」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、在日ベトナム人向けの医療手続きの簡略化について、ベトナム夢KOBE代表のズオン・ゴック・ディエップ氏からオンラインでお話を伺った。生徒は主に次の質問を行い、回答を得た。1)ベトナム人からの病院に受信する際の相談内容、2)神戸市内での外国人受け入れ実績のある病院、3)受け入れる病院側の反応。生徒はベトナム人が手続き面での不便さ感じているのではないかと仮定していましたが、診断における医師の専門用語が理解できなかったり、そもそも重症化しなければ医療機関にかからないことなどがわかった。

〈生徒感想〉

私たちが考えた指差しカードのサンプルについて次のようなアドバイスをいただいた。ローマ字の発音とベトナム語の発音が似ているのでわかりやすい。イラストが入っていたのでわかりやすい。漢字がある程度わかるベトナム人の方は、漢字も表記していた方が、わからない単語でも意味が予想できる。紙媒体だけでなく、電子媒体も用意する。以上の4点のアドバイスを今後取り入れて改良したいと思います。また、答えて頂いた質問の答えから導き出された課題として、質問5の答えから、日本人とベトナム人との抗生物質への認識及び使い方に差異が見られまし。また、病院に行ってかかりつけ医を作ってもらうためには、「時間の制限」や「面倒さ」を解決することが必要だということです。実際に話をきくことで、沢山のことがわかったので、研究をより精度の高いものにするためにとても有意義な時間となりました。

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令和3年8月24日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) 事後学習

 第1学年希望者55名が「夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修)」の事後学習として、医療分野・データサイエンス分野・ロボット分野でそれぞれ学んできたことを、パワーポイントにまとめて、発表会を行った。全14班が第1・2STEAM ROOMの2部屋に分かれ、これまで学んできたことをそれ以外の分野を学んだ班に向けて発表した。最新の機器を紹介したり、専門用語をかみ砕いて説明したり、何を見聞きして何を学んだか一生懸命に話す姿が多く見られた。各班で焦点を当てた個所が異なり、それぞれの発表を楽しむことができた。また、核となる部分やちょっとした接点ですべての分野が繋がっていることを感じさせてくれたよい発表会となった。

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