平成28年6月15日 創造応用ⅠL 「研究とは何か」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校未来創造コース2期生(2年)文系選択者を対象に、大阪大学全学教育推進機構 特任講師 柿澤寿信氏と同大学国際公共政策研究科の大学院生3名、人間科学研究科の大学院生2名をお招きし、お話をしていただきました。

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まず、研究における重要なポイントや院生それぞれが現在行っている研究についてお話していただきました。その後、各グループに院生に入っていただき、座談会を行いました。

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〈生徒の感想〉

今回の研究で、社会分野の研究の構成について学ぶことができました。研究の主題とトピック、そして仮説といった研究の流れを正確に定めることはやはり大切だと感じましたが、「調べたことを全部研究に取り込む」ことは良くないということで、気を付けて研究に取り組んでいこうと思います。

私が一番興味を持てたのは、哲学カフェのことと戦争の経験談についてです。戦争についての価値観、見方については本当にそれぞれで、その人が生まれ育った環境、境遇によって感じ方は違ってきます。だからみんながこう思うべきだ、こう思わないと批判を食らうというのは少し違うと思います。これも哲学と同じで正しい感じ方、考え方なんてないと思います。

これから研究テーマを決めていくうえで自分がどんなことに興味があるのか主題を考えていく必要があると思いました。主題は、普段から興味を持っていることから決めていったと大学院生さんから聞いたので、最近のニュースや外部講師さんの話に対して、1つ1つ疑問を持って聴いていきたいと思いました。

柿澤先生のお話で良い研究発表のポイントを教えてもらった。「主題→トピック→仮説が定まっていること」、「必要な情報だけを用いること」など改めてなるほどと感じた。私はスライドにいろいろ詰め込んでしまいがちなので、気を付けたいと思う。

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