本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、未来創造コース2期生(1年)が、RREの授業で「Should Japan accept more immigrants?」というテーマで日本の移民政策の推進派・否定派に分かれ日本語でディベートを行いました。①推進派立論3分、②否定派尋問2分、③否定派立論3分、④推進派尋問 2分、⑤否定派アタック・推進派ディフェンス あわせて4分、⑥推進派アタック・否定派ディフェンス あわせて4分、⑦否定派まとめ2分、⑧推進派まとめ2分、⑨ジャッジ・コメントという流れで実施しました。今回まとめ意見をもとに、次回「Japanese Immigration Policies and Public Opinion.」というテーマで英語のプレゼンの準備をしていきます。以下は生徒の感想です。
私は推進派でした。否定派の意見には納得することも多かったですが、疑問に思う事も多かったです。時間が足りず質問できなかった内容については、自分で調べたいと思いました。例えば、イギリスで22~26万人の移民を受け入れていたら2年間で犯罪が2倍に増えたという話です。だからダメだと思うのもわかりますが日本でも同じようになるとは限りらないし、受け入れるイギリス側にも問題があった可能性もあります。その点に関して否定派から話が聞けなかったので、調べてみようと思います。
私は推進派でした。予想していた尋問ができて、それに対して反論することができたのはよかったと思います。しかし、異文化によって新しい産業・文化が生まれるなどのデータとして具体的に示せない点に注目したため具体性にかけ、説得力のある立論を言う事ができませんでした。尋問で出た具体的にどれくらい税収が増加するのかについて調べていなかったなど、まだまだ足りないことが多く見つかるディベートになりました。
私は推進派でした。相手チームはしっかり数字を出していたので説得力がありました。それをふまえ、次の自分たちの発表にもいかしたいと思います。自分たちでは考えていなかった点は、例えば移民が来たからといって食文化も混ざるとは限らないなどです。今度はしっかりとその反論に答えられるようにしたいです。私たちのチームは分担をして意見を述べ実際に他の国で起きた例を言った事が良かったと思い、それが否定派の勝利につながったとも思いました。
私は否定派だった。ディベートを通して賛成派から移民がもたらす利益のことを知れたし、自分たちが調べた反対派の情報も改めて理解することができた。労働力不足に陥っている工場で低賃金で働いてもらうということに疑問を感じた。移民だったとしても日本人と同じ仕事をしているなら、同じ給与をもらうべきだと考える。また、反対派の情報を調べて、文化的なちがいから衝突が多く起こっていることを知り、文化や宗教が混じり合うのは難しいと思う。経済が発展するか分からないのに、移民を受け入れて治安が悪くなったら本末転倒なので私は移民受け入れに反対する。